工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

71話 水平線上の陰謀 ページ21

あなたside

辻本｢みなさん！アフロディーテ号へようこそ！私は今夜のパーティー司会のを担当させていただきます！辻本夏帆と申します！初めにメインスタッフの紹介をさせていただきます。チームパンサーの岬直也。続いて船医の水窪ドクター。料理長の塩見克彦シェフ｣

あ｢犯人わかったんですか？｣

降谷｢あぁ。だが、決定的な証拠がなくてな。｣

あ｢証拠ですか。｣

辻本｢それではお待たせしました！我らがキャプテン！海東渡！｣

海東｢え〜。ご挨拶の前にこの船を設計された素敵な女性をご紹介します。設計士秋吉美波子さんです！｣

｢キャプテン！貴江社長が殺害されたっていうのは本当なんですか！？｣

まぁ、やっぱりもれてるよね。八代会長のことも。

確かにパーティーは怖いよね。

毛利｢みなさん！落ち着いてください！ご心配には及びません！この凶悪な連続殺人を犯した犯人は既にこの毛利小五郎が特定しています！それは秋吉美波子さん！あんただ！｣

美波子さん！？

いやいや！どうして。

毛利｢殺害の動機は半月前に交通事故で亡くなった八代英人氏の復讐。その事故は八代親子による殺人事件だったのです｣

まってまって！

あ｢じゃ、毛利さん！なんで美波子さんが復讐を！？｣

毛利｢それは恐らく美波子さんが英人氏と恋人どうしだったからでしょう｣

美波子｢待ってください毛利さん！確かに八代先生のことは偉大な先輩として尊敬してました。でも恋愛感情などは！それに私には事件の時電話で日下さんと部屋で話していたというアリバイが！｣

毛利｢確かに。だが実際は途中の20分程日下さんにストーリーを読ませてあんたは一言も話していない。つまり、その間のアリバイはないんです｣

美波子｢いい加減にしてください！もし、日下さんが途中で読むのを中断して話しかけてきたら電話口に居ないのが分かってしまうじゃないですか！そんなアリバイ工作をするほど私は愚かではありません！それでも私が犯人だとおっしゃるなら証拠を見せてください｣

まさか、証拠はないんじゃ

毛利｢すみません。ちょっとトイレタイム｣

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