工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

65話 水平線上の陰謀 ページ15

sideなし

コナン｢(確かに、白鳥警部の言う通り犯人は八代親子のスケジュールをいつ知ったんだろ。夏穂さんは誰にも話してないって言うし。うん？あれを使えば)ねぇねぇお姉さんに聞きたいことがあるんだけど！｣

安室｢コナンくん｣

毛利｢こらっ！おまえどっから出てきたんだ！｣

ガチャ

｢？｣

安室｢(人1)さん｣

あ｢事件について知りたくて｣

コナン｢僕が呼んだんた！｣

毛利｢お前は勝手に！｣

あ｢いいですか？目暮警部｣

目暮｢あぁ。もちろんだ｣

コナン｢昨日の夜、会長さんの部屋で今日のスケジュールのこと話さなかった？｣

辻本｢えぇ。ディナーの後、部屋までお送りした時にお2人に確認したわ｣

あ｢じゃ、会長の部屋から誰も居なくなった時ってありますか？｣

辻本｢そうね。昨日は八代会長が疲れたと仰ってディナーまでお休みになられてたから、お部屋に居なかったのはディナーの時だけね｣

あ｢そうですか。｣

コナン｢岬さん。ディナーに出なかったお客っている？｣

岬｢いや、全員出席したはずだけど｣

あ｢小声)日下さんは途中で居なくなったよ？｣

コナン｢はっ。そうか。ねぇ！お姉さんも日下さんの取材受けたことある？｣

辻本｢日下ひろなりさん？えぇ。あるわよ。｣

コナン｢もしかしてその後でマスターキーが無くなったなんてこと｣

毛利｢いい加減にしろ！んなわけあるわけねぇだろ！｣

岬｢それが実は3週間ほど前に1本紛失していることがわかったんです｣

毛利｢え？あるのっ｣

辻本｢それもコナンくんの言う通り日下さんに取材を受けたあとでした｣

目暮｢ま、待ってください。誰なんですか？日下さんとは？｣

安室｢日下ひろなりさん。シナリオライターの方ですよ｣

辻本｢はい。なんども取材に来られたんです｣

目暮｢なるほど｣

白鳥｢で、コナンくん。その人に何か不振な点でもあるのかい？｣

コナン｢日下さんディナーの途中で部屋に戻ったんだ。船に酔ったって言って。でも、ほんとは会長さんの部屋に入って盗み聞きしてたんじゃないかなって｣

毛利｢ばっか。ガキじゃねぇしそんな隠れんぼみたいなこと｣

白鳥｢盗聴器｣

毛利｢え？｣

白鳥｢その時に会長の部屋に盗聴器をつけたのかも知れません。｣

目暮｢なるほど。どうなんだね。毛利くん、その日下さんって人の接格好は｣

毛利｢そう言われてみれば確かに似てますな｣

目暮｢その日下さんにあってみよ。｣

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