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☆ダンタリオン・ダリ
「……へぇ！これはイイことを聞いたな〜！」
" 貴方 " からの『好き』にいつもニコニコの彼も一転、驚き固まるもそれは一瞬のうちだけ。色々隠すのが上手なためにすぐに立て直す彼も、相当嬉しかったのかその口元は緩んでいて。
「Aさんの弱点は僕、と！メモメモ…」
緩む口元をさりげなく片手で隠しながらそんな冗談を言う彼にむくれる貴方。全く相手にされていないと感じた貴方が、もういいです、立ち去ろうとした時…
「あれ？返事、聞かなくていいの？」
思わず振り返る貴方は目を見開き驚いていまう。それは彼の放った言葉に対してではなく、貴方を見る彼の、滅多に見ることのない瞳が赤く光っていたから。
「建前は以上！…………ってね」
☆アミィ・キリヲ
頬を赤く染めたかと思えば、口元では怪しげな笑みを浮かべる彼。
「ふふ、嬉しいこと言うてくれるなぁ
…………実は、僕もキミのこと気になっとったんよ」
あからさまに驚く貴方に、びっくりした？、と近づいて目線を合わせるように少し屈む彼はご機嫌な様子。
え、えっと……、と羞恥心に目を泳がせてしまう貴方の頬を彼は両手でがしりと包み、あかんやろ、とニッコリ笑む。
「人と話す時は目ぇ合わせて話さな、
………ほら、もう1回、」
この時初めて『好き』と伝えたことを後悔する貴方。
言うまで解放する気のない彼にいつまで拘束されるのか、全ては貴方次第。
終
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【 触 手 】＆【 エイト 】--- 女主→←『好き』って言ってみた --- 女主
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紫咄(プロフ) - ももさん» レスありがとうございます！楽しく読んでいただけたようで嬉しいです！ (2月28日 23時) (
レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 紫咄さん» リアルのほうで色々あり、ずっと見に来れずですみません……小説、最高でした…！おかげでニヤニヤが止まりません( 神作品をありがとうございます！ (2月28日 22時) (レス) id: 710a8daeb1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» こちらもドンピシャでした…！ありがとうございます！ (2月16日 15時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - ぼーる。さん» リクエスト完了いたしました！前回のお話が解釈一致で安心しました…！二度目のリクエストありがとうございます！楽しく書かせていただきました！お話の改変や新たなリクエスト等あればまたコメントにてお願いします。 (2月13日 14時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» 書いて欲しいものそのままでずっとニヤニヤしていました…！続けてのリクエストですが、『子供が産まれてみた』（女主）で書いていただけるでしょうか…？お願いします…！ (2月7日 10時) (レス) id: b3d9f0a76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫咄 | 作成日時：2023年5月7日 12時
