【 ヤンデレ 】＆【 ツムル 】--- 女主 ページ14
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ツムルside
「はいできた、可愛いね」
にっこり笑んで彼女を見れば、能力を使うまでもなく怯えているのが分かる。だが俺には怯えている理由が分からなかった。
首輪もつけて、さらに可愛くなったのに
「何がそんなに怖いの？
首輪、すごい似合ってるけど……もしかして手錠がよかったとか？」
『なんで、なんでなんですか………こんな…』
彼女の疑問が首輪を指していることにはすぐに気がついた。何せ俺はその件ですっかり怒り心頭していたから。
「なんでって……俺が訊きたいよ。
俺がいない時に浮気なんかしちゃってさ」
まあ、俺がいる時でも許さないけど、と言えば彼女はどうして知ってるの、と言いたげに俺の方を見た。
「俺がAの行動パターンを把握してないわけないでしょ。
それで？随分楽しそうに男子と喋ってたじゃん？」
『あれはただ、友達として話してただけで…』
「その割には男の子の方、しっかり君に好意持ってたみたいだけど？」
俺の言葉に目を見開き初めて知ったかのような
「あーあ、やっぱり知らなかったんじゃん」
無自覚が一番危ない
だって君は優しいから、
誰よりもAを知ってる俺が守らなくちゃ
「Aが誰のものか、分かりやすくしたんだよ。
自分の持ち物に名前を書くのと大差ないだろ？
ちゃんと持ち主がいれば勝手に手も出さないしね」
大事な大事な
騙されて汚されてでもしたら自分がどうなるかなんて分かったものじゃない。
閉じ込めてやってもいいところをそうしないし、Aに好意を持って近づいた男子を消さず見逃したんだから、俺は優しい方だ。
「だからほら、怯えないでよ。
他の男と話さず俺と喋ればいい、簡単でしょ？」
君は俺だけを見てればいいんだから
終
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紫咄(プロフ) - ももさん» レスありがとうございます！楽しく読んでいただけたようで嬉しいです！ (2月28日 23時) (
レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 紫咄さん» リアルのほうで色々あり、ずっと見に来れずですみません……小説、最高でした…！おかげでニヤニヤが止まりません( 神作品をありがとうございます！ (2月28日 22時) (レス) id: 710a8daeb1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» こちらもドンピシャでした…！ありがとうございます！ (2月16日 15時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - ぼーる。さん» リクエスト完了いたしました！前回のお話が解釈一致で安心しました…！二度目のリクエストありがとうございます！楽しく書かせていただきました！お話の改変や新たなリクエスト等あればまたコメントにてお願いします。 (2月13日 14時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» 書いて欲しいものそのままでずっとニヤニヤしていました…！続けてのリクエストですが、『子供が産まれてみた』（女主）で書いていただけるでしょうか…？お願いします…！ (2月7日 10時) (レス) id: b3d9f0a76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫咄 | 作成日時：2023年5月7日 12時
