第０９話 ページ10
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Noside
Aが退出し、二人になった理事長室でタイミングを見計らったようにサリバンは問うた。
「Aくんの身体調査の結果は？」
「全てにおいて欠点は無し。
推定魔力量は平均の2〜3倍。
得意魔術は風で、その成績は突出していました。
それ以外の知識、技能、実技の基礎的なものは標準並みではあるものの、全て身につけており、まるで定型文を読んでいる気分でしたね。」
サリバンの問いに、一切余計な間をおかず宙を見つめながらオペラは教科書でも朗読するようにそう答えた。
「イフリートくん相手に軽傷で済む
標準並みの成績に膨大な魔力量ときたら先生達も研磨しがいがあるし、そのうちAくんの取り合いになるかも」
サリバンの言葉にオペラは暫くAが教員らの
「Aさんの
「問題ないよ、すぐに昇格するさ。
……あの実力は認めざるを得ないからね」
貴方side
「私は認めんぞ！！」
「ま、まあまあ落ち着こうよ！アズくん」
「しかしイルマ様！
まだ使い魔も未取得の者にイルマ様のSDなど務まるわけがありません！
私の方が絶対イルマ様のSDに相応しいと言うのに！！」
まさか首席がイルマ様信者だったとは…
首席……アスモデウス・アリスの、イルマ様とそれ以外の態度の温度差にボクはあんぐりとしていた。
……まあ使い魔を持っていないのは事実だけど…
「おい、A……と言ったか？」
『？…うん』
イルマ様に制され、いくらか落ち着きを取り戻したアスモデウスくんがボクを呼んだ。
「昨日の話は聞いた。
門の崩落からイルマ様を救ったそうだな。
イルマ様を無傷で助けたこと、それは感謝している…」
そう言うなり、アスモデウスくんはボクへ一礼する。
律儀な
「………だがそれとこれとは話は別だ！
貴様がイルマ様のSDなど納得できん！！
A、私と決闘しろ！」
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紫咄(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます！全員推し分かります！皆が皆良いキャラでいくら書いても書き足りないくらいです笑これからも更新頑張ります！ (6月7日 19時) (
レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します！私愛され大好物なので嬉しいです！魔入りました入間くんのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (6月7日 19時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - ガイさん» ありがとうございます！頑張って執筆しますのでまた読みに来てくれると嬉しいです！ (4月30日 14時) (レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
ガイ - 面白かった。←いつもは、こんなキャラじゃありません！！(*/□＼*)かぁ〜// (4月30日 14時) (レス) id: 5793000cce (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからも頑張って執筆していきますので読んでいただけると嬉しいです。 (2023年4月7日 23時) (レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫咄 | 作成日時：2023年1月1日 23時
