それはまるで雪のように。《竈門炭治郎》

伍 ページ6

雪乃side

炭「雪乃！」



「炭治郎、今日も来てくれたの！」



炭「会えてなかった日々を埋めたいんだ。迷惑かな？」





仔犬のような眼で見てくる炭治郎。




ん"ん"ｯ、可愛いｯ!!!!!!



「いや全然っ！むしろすごい嬉しい！あ、でも体調が良くなかったら来なくてもいいんだよ？」





炭「大丈夫！俺は長男だから我慢出来る！」



「そういうことじゃなくてね…」




冨「炭治郎、また来たのか」




炭「義勇さん！毎日ごめんなさい！」



冨「お前が来ると、雪乃が俺のことをどんどん嫌いになる気がするんだ…」



え、ちょ、師範何言ってんの



そもそも嫌いじゃないよ？



「私が師範のこと嫌いになるとでもお思いですか！こんなに尊敬してるのに！」





炭「俺、来るの控えようか…？」


「だめ日々の癒しなの絶対来て」




冨「俺は信じるからな、雪乃」




「ええ存分に信じてください！もし嫌いになったら縁切りましょう！」





おいおいそこまで言うなよ、と師範が慌てる。





でもそれくらい、私と師範の関係は硬いものだった。








、








、









そう、「だった」のだ。

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