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丗壱 ページ32

雪乃side

あの夜から数日がたったある日。


私の元に鎹鴉がやってきた。




ああ、任務か。



鴉「赤碕山デェ鬼ガ出タァ!!!! 至急任務に向カエェ!!!!!! コレハ合同任務ダァ!!」






ん?合同任務?





ええ誰とだろう…







うぅん、炭治郎がいいなあ。






鴉「彩悠真中ァ、彩悠真中ト行ケェ!!!!」







「…え?」






嘘、嘘、真中ちゃんと行くの?







背中に嫌な汗が流れる。指先が冷たくなり、カタカタと震えが起きた。






なんで、なんでこんな時にっ…!






真中ちゃんと任務をして、何も起こらないなんて信じられない。





縁側に座ったまま動かない私を見つけた師範が駆け寄ってきた。






冨「どうした雪乃。顔が…真っ青だぞ。何があった」






「あ…師範…どうしたら…」





冨「落ち着け、ゆっくり話せ」





「に、任務が、真中ちゃんと、なんです…」








震える声で、私はそう言った。






冨「な…!だ、大丈夫なのか?御館様に説明して変えてもらおうか?」







師範の気遣いはありがたい。でも、鬼殺隊に優遇不遇はあってはならないんだ。和が崩れてしまう。







「嬉しいですけど、でもそこまですると鬼殺隊の和が乱れてしまいます」





冨「…確かに否めん。大丈夫なのか、雪乃」




全然、大丈夫では無い。



不安に押しつぶされそうだ。








「鬼を倒して、帰ってくるだけ。私は1人で戦ってると思って行ってきます」








冨「そうか…あまり無理するな」






「はい」







この時、やはり御館様に言ってもらった方が良かったのか、それともこのままで良かったのか。今でも全くの謎である。

丗弐→←ゑ!?



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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Nami - 冨岡さんが味方で良かったです!推しなので! (8月21日 20時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - これからも頑張って下さい!!!!!!応援してます!!プレッシャーになってしまったらすみません……(-_-;) (2020年4月20日 12時) (レス) id: 94a9a7e816 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - こんにちは!!!楽しく読ませてもらっています!私、めっちゃ裏切り系の小説好きなんですよね笑少し気になったところがあったんですが、拾肆話のしのぶちゃんが呼んでいる桑原さんって誰のことですか??夢主ちゃんの苗字は東雲って書いてあったので誰なのかな…と (2020年4月20日 12時) (レス) id: 94a9a7e816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 真白さん» あああああ!なるほど!!!!!!!!!! 今すごい理解しました!付け焼き刃の知識でごめんなさい。ご指摘ありがとうございます!次作に繋げます! (2020年4月12日 2時) (レス) id: 99dc88188a (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - あっ…そこじゃなくて、呼吸はあくまで身体を強化するだけのもので、日輪刀から水が出たり、結晶が出たりはしないんです。説明が分かりにくくてすみません(~_~;) (2020年4月12日 2時) (レス) id: c327c25171 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆい | 作成日時:2020年3月31日 15時

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