第五章 ページ35
北斗
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北斗「…応援…ですか」
?「そ、なんか樹と連絡とれないとよ。鴉飛ばして見てみたらさ、手こずってる」
樹が手こずる…?
そんな珍しいことあるのか
汽車は不安定だから思うように弓も使えないし
今回は京本もいる。
北斗「松本司令官、陰は…」
"松本司令官"いわゆる"司令塔"の彼。
俺たちがいかに戦いやすくなるか、どれだけ動けるかを的確に判断をして指示してくれる。
松本「人数多いし〜匂いついてんじゃん?」
北斗「…なるほど…」
松本「もちろん体調優先だけど」
北斗「問題ないです。行きます。」
松本「じゃぁ、ニノに頼んで切符用意してもらうね。30分後出発ね1人誰か連れていきな」
北斗「御意」
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北斗「…ふぅ」
久しぶりの出張任務。
ゆっくり息を吐いて、羽織を着て
鞘に刀をしまい、俺は馬車に乗った。
?「どこまでいく?」
北斗「相葉さん、…汽車まで…樹のいるところまでお願いします」
相葉「りょーかい。体調ど?大丈夫?」
北斗「平気です。」
相葉「ならよかった!行くよ!」
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北斗「…相葉さん」
相葉「んー?」
北斗「鬼参事件の時、忍の方がいましたよね」
相葉「あ〜!リーダーね」
北斗「…大野智…過去の歴を見たくて調べたんです。資料室ででも一切情報がなくて」
相葉「ふーん、会いたいの?」
北斗「…お礼、いいたくて」
相葉「そっかぁ、今多分釣り行ってるからなぁ」
北斗「釣り…」
相葉「連れてってあげたいけど君もとう屋敷主だし…勝手に連れ出したりしたら俺が松潤とニノに怒られちゃうから笑」
北斗「すみません…ありがとうございます」
相葉「いーえ!」
鬼参事件の時、目黒達かばいながら戦ってた俺、
体がボロボロで悔しくてたまらなかったのは今でも忘れられない。
立てなくなって刀を手放した時に飛んできたクナイ
そして現れた御館様と忍
いつか、お礼がしたい
"珍しく樹が手こずってるみたいで"
"今回は眠り鬼。夢を見せられたら終わりとおもいな"
北斗「……眠り…か」
ガタンッ!
北斗「…!」
相葉「うわっ…!!」
北斗「どうしたんですか?」
相葉「ああ、汽車が近いからかなこの辺で降りとく?」
北斗「はい。ありがとうございます、」
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます!ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです!また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします! (2021年2月3日 22時) (レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています!私は、2番を見てみたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる5つのストーリーなら私は1番が好みです!もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2021年1月21日 20時