第五章 ページ36
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北斗「ありがとう、ございました」
相葉さん運転の馬車から降りると真っ暗だった。
日が短くなったものだな…
各駅停車がないこの辺は止まって乗れない。
それに刀を持っているから荷物検査で引っかかる
目の前を走る汽車に飛び乗るしかないな
北斗 「……!あれか?…なんだ、?」
線路を走る汽車からは石炭とは別の煙がでていた
汽車の上には…
北斗「……鬼。見たことない…」
体がバラバラになれる鬼なんて今までにいたのか
上弦だとしたら乗客全員を救うなんて100%無理。
上弦の手下がギリギリだ
どんな鬼かはわからない。
とりあえず、樹との合流が優先だ。
この鬼はあとでいい。
ピューーー
指笛を吹けば俺の鷹が翼を広げて飛ぶ。
運転席に落としてもらえば汽車は多少揺れた。
北斗「…!は?」
運転手を見れば魘されながら寝ていた
北斗「…おきろ、おい」
声をかけても起きる様子は全くない
手首には縄がついていて…
向こうまで繋がっている…
樹「……はぁっ…!!!」
北斗「…樹?」
大我「樹さん…!」
京本もいる。2人は無事…なのか
樹「くそっ、!」
北斗「ふっ、…厄介事に巻き込まれたな」
俺は鞘から刀を出した。
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます!ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです!また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします! (2021年2月3日 22時) (レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています!私は、2番を見てみたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる5つのストーリーなら私は1番が好みです!もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです! (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2021年1月21日 20時