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そう言われ、ドキっとしながらも店員の顔をみる。
そこにはニコリとした金髪の男性。
瀬崎さんの元彼と言われた彼だった。
綺麗な顔立ちに透き通った声とスタイル。
彼なら間違いなく彼女の隣に立つのに相応しい人間
そう感じさせるようなオーラを漂わせていた。
樹「じゃ、お願いしまーす」
大我「失礼します。
それではごゆっくり」
嫌味たらしいにこりとした笑顔
綺麗な手でお皿を片し彼は去った。
一瞬バチりとあった瞳とあがった口角。
それはまるで
"宣戦布告"
"瀬崎Aは渡さない"
そんなことを言いたげだった。
樹「……ほくと？」
北斗「樹、頼みがある」
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年10月21日 17時
