不細工な私はメイド喫茶のNO.1【さとみ】

努力して9日目 ページ9

Aside





今日は、30回くらい指名入ったわ









めんどくさいけど









みんなが私を選んでくれてるって思うと嬉しい









だから、辞められないんだよね









A『はぁ』









次は家









家に帰って荷物もってこないと









今は辛いけど









荷物取ってくればあとは虐待うけなくて済む









頑張るか









ガチャ









お母さん「お前いつもより遅いんじゃねぇか！！」

お父さん「早く金よこせや！！」ﾄﾞﾝｯ

A『ｳｯ…』

お母さん「お前早く出てけや！！！」ﾄﾞﾝｯ

A『ｳｩ…』

お父さん「お前のせいで人生どん底なんだよ！！！！どうしてくれんだよ！！」

A『ﾜｶﾘﾏｼﾀ…』

お母さん「あ？声が小さくて聞こえねぇんだよ！！！！」ﾄﾞﾝｯ

A『分かりました！！この家から出てきます！！！』

お母さん「やっと出てくのか！！早く出てけ！！」

お父さん「荷物持って早く消えろ！！」

A『…』









蹴るところ








集中攻撃されるから痛いんだよなぁ









まぁ早く準備しよ









A『よしっ！』









やっとこの家おさらばか！









これで少しは辛い思いしないで済む









早くでよ









お母さん「お前準備おせーよ！！早く出てけっつってんだろうが！！！！」

A『すいません…では』




ガチャ








A『やった！』









この家から出れたんだ！









さとみ「やっほ」

A『…なに』

さとみ「相変わらず冷たいね」

A『そういう性格なの』

さとみ「知ってるけどね」

A『あっそ』

さとみ「心配だったから見に来た」

A『大丈夫って言ったじゃん。そんなに私の事弱く見える？』

さとみ「…弱くは見えないけど…ｽｷﾀﾞｶﾗ(ﾎﾞｿｯ」

A『なんか言った？』

さとみ「ん？なんも。行こ」

A『ねぇ』

さとみ「どうしたの」

A『なんで手つなぐの。馬鹿？付き合ってもいないんだけど。』

さとみ「あ、ごめん。」









私、ヒロインじゃないから(ヒロインだけど









そんなんで









ドキってなんかしないから。









さとみさん？の家に行くからって付き合った訳でもない

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