不細工な私はメイド喫茶のNO.1【さとみ】

努力して8日目 ページ8

Aside









チャリンチャリン


A『店長』

店長「お！人気NO.1のAちゃんが来たぞー！！」

A『それ、そろそろやめませんか？恥ずかしいです』

店長「いいじゃんいいじゃん！さっ！準備して！」

A『はい…』









ここが唯一









私が人気になれる場所









店長「準備できた？早速指名入ったよ！」

A『え〜！行ってきます！』









少し恥ずかしいけど









私のことを知ってる人ではない









ここでの私しか知らない









A『指名ありがとうございます☆ご注文は何にしますか〜？』

モブ「Aちゃんじゃないと癒しにならないんだよ〜じゃあ今日も！オムライスで！」

A『は〜い☆分かりました！』









自分でもわかってる









気持ち悪い









けど、そんな私が好かれるのだ









A『店長！オムライスひとつで！』

店長「はーい」









A『やっと来たよ☆オムライス☆いつもの言っちゃう〜？』

モブ「お！待ってました！」

A『じゃあ行くよ〜☆おいしくな〜れ萌え萌えキュン☆』

モブ「キュン」

A『美味しくなったかな〜？』

モブ「もう最高！」

A『ほんと？！よかったあ！』

モブ「これなら毎日来るわ！」

A『えぇ〜！本当に？！嬉しいな☆』

モブ「ごっふ」

A『では！ごゆっくり！』









おええぇぇえええ









いつやっても









本当に気持ち悪いなあ









自分が









店長「Aちゃん。可愛いから自信もってね」

A『はい！ありがとうございます！』









メイド喫茶の時はすっぴんなんだよね









私メイク下手だから、









メイクすると不細工になるの









元々不細工なんだけどそれ以上に









学校にはメイクしてってるんだけどさ









なんでってそりゃあ、、、









メイクしないと怒られるんだよ。









親に。









メイクしないと気持ち悪いだのなんだの









メイクした方が気持ち悪いんだよ









学校行っても、モブ野郎達が、「私の可愛さが目立つようにお前は不細工にしてこい！」ってさ。









ほんとなんなんだよ。









まぁ言い返せないけど。

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