不細工な私はメイド喫茶のNO.1【さとみ】

努力して3日目 ページ3

Aside


お母さん「お前なんて早く出てけ！」

お父さん「なんでこんないらない子が出来たんだろう」








毎日毎日これの繰り返し








そろそろこの家出てこうかな








そしたら、お母さん達はハッピー









私もハッピー









そうしたいのに









A『あ、あn』

お母さん「うるさい！早く出てけ！！」

お父さん「礼儀がなってない！親には敬語を使え！」









話せるわけがない









A『いってきまーす(ﾎﾞｿｯ』

お母さん「お前、いつ行くんだよ！早く行けっつてんだろうが！」ﾄﾞﾝｯ

A『っ…！痛い…』

お母さん「そんなに弱いからみんなから嫌われるんだ！お前みたいなやつなんていらない！」

A『…』

お父さん「お前、早くバイトして金持ってこい！」

A『じゃあ帰り遅くなります…』

お母さん「そのまま金だけ置いて帰ってくんな！」




ガチャ









A『痛いなぁ…』









私はこんなの望んでない









こんなに辛い思いするなら、いっそ死んでしまおうか









そしたら、お母さん達は喜ぶだろうな









私もこれ以上辛い思いしなくて済む









そうしたいのに








そうしたいのに









思うように足が動かなくて









本当は、幸せになりたかった









もっと明るく過ごしたかった









A『もうっ…やだっｸﾞｽ』









こんな所で泣きたくないのに









目立ちたくない









親にバレたら、大変なことになる









なのに









涙が止まらない









「あの…」

A『ｸﾞｽ…』

「大丈夫ですか？怪我してますけど…」









誰のことだろうか









誰も私なんて眼中になんか入ってない




「あのー！！」ﾄﾝﾄﾝ

A『え、私…？ｸﾞｽ』

「そうですけど…」









だめ









泣いちゃだめ









どうせこの人もいじめてくるんだ









この世界は不平等









A『…なんですか。』

「大丈夫ですか？」

A『大丈夫です。では。』

「待って！」

A『なんですか！？どうせ、私の事虐めるんでしょう！？これ以上…辛い思いしたくないんです！…近寄らないでください…』









私…









何やってんだろ

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