不細工な私はメイド喫茶のNO.1【さとみ】

努力して11日目 ページ11

さとみside









いつ見ても、冷たい









なのにそんな君を好きになる俺はどうかしてる









さりげなく手を繋いでしまった時









君はいつも通り冷たかったけど、俺は、心臓バクバクだった。









いつか、









手を繋げるようになりたいって









君も同じ気持ちならいいのになって









思ってるけど、あの様子じゃ無理そう









俺の初恋はこれで終わるのか









さすがに人の家で1人でいさせるのはあれか。









早めに上がろ。









さとみ「上がりましたー」

A『ん。』

さとみ「ねぇ」

A『何。』

さとみ「ためで話してよ。」

A『…ためでしょ。どう考えても。初めてあって人の家に泊まるなんて初めてだから。』

さとみ「そっか‪w‪‪w‪」

A『私。冷たいから。自分でもわかってる。けど、人が怖いの。だから、あなたのこともまだ信用し切ってない。』

さとみ「…」

A『でも。初対面で家に行くなんてしたことない。そんなこと初対面の人にしようとなんて思わないから。』

さとみ「そっか！」

A『うるさい。私の部屋どこ。』

さとみ「ｼｮﾎﾞﾝ…あ、来てきて！」

A『こんな広いとこ1人で住んでんの？凄いね。』

さとみ「/////」

A『は？何照れてんの。何に照れたの。早く行って。』

さとみ「あ、はーい」



さとみ「ここ！」


ガチャ


A『…ひろ。こんなとこいいの？』

さとみ「全然いいよ！家具とか買いに行こうね！」

A『さすがにそれは。これで平気だから。』

さとみ「いやさすがになんも無さすぎ買いに行こ」

A『…はぁ。断るとめんどくさいやつでしょ。もう行くから。』

さとみ「よっしぇい！」

A『なにそれ。』

さとみ「え？俺の喜び方。」

A『馬鹿みたい。』

さとみ「へへ」

A『…じゃあ部屋いくから。』

さとみ「…うん……/////」









今、にこってした。







少し笑った。







めっちゃ可愛かった。









もっと見せて欲しいって思うけど









俺だけの秘密にしたいとも思う。

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