�供〇呂泙蠅侶�嘩(十四松said) ページ5
【十四松said】
僕は昔から、人や動物達の声が聞こえていた。
聞こえ始めたのは小学校の時で、最初は聞こえて来るその声が良く分からず、友達だった子達から嫌われた。
それからは何度も何度も練習して、聞きたい事だけその声が聞こえる様になった。
でも、やっぱり……聞きたくない声も時々聞こえて来ていた。
数十年後、シコ松回が終わってから、チョロ松兄さんとトド松は些細な事でも喧嘩する様になっていた。
トド松「いっ…たいなぁ!! 何だよ!! 一寸最近調子乗ってない!? シコ松兄さん!!(・□´・#)」
チョロ松「んだと!? それはお前の方だろ!?(#・`△・)」
トド松「はぁ〜!?(・□´・#)」
チョロ松「この中で1番要らない存在の癖に」
トド松「だから意味分かんないんだけど、それ!! 僕より一寸だけ早く生まれたってだけでそんなに偉い訳!?(・□´・#)」
チョロ松兄さんとトド松は、お互いに胸ぐらを掴み合い睨みながら言い合っていた。
隣では、おそ松兄さんが呆れた顔をしていて、一松兄さんは興味なさ気に猫を撫でていて、僕は如何すれば良いのか分からないからかオロオロしていた。
おそ松「うわ〜……また始めちゃったよ、この2人……(・□・` ;) えっ? 何? 最近、事ある毎に直ぐ喧嘩してない? この2人。こんなに仲悪かったっけ?(・□・` ;)」
一松「こうなったのは全部おそ松兄さんが原因だけどね(┰△┰)」
おそ松「え〜? 俺、関係なくない?」
カラ松「……………………」
カラ松兄さんは2人を仲直りさせようと立ち上がると、2人に近付いて行った。
おそ松「カラ松? お前まさか……止めとけって…(・□・` ;) あ〜あ……行っちゃったよ…俺もう知らないよ? 一応止めたからね?(・□・` ;)」
カラ松「もう止めろ。これ以上は唯、お互いを傷付け合うだけだ」
チョロ松/トド松「「!!/…………」」
チョロ松兄さんは驚き、トド松は何故か冷めた目をしていた。
カラ松「俺とて、可愛い弟達が傷付け合うのは見ていたくない。一旦落ち着こう」
おそ松「無自覚で火に油注ぎまくってるんだけど……ヤバイって、カラ松」
一松「終わった(┰△┰)」
カラ松「兄貴である俺が話を聞いてーーー」
チョロ松「っるせぇな!!(#・`△・)」
2人の頭を撫で様としたのか、カラ松兄さんが手を伸ばすと、チョロ松兄さんに伸ばした手を叩き落とされ怒鳴られた。
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