肆 1階、散策 ページ6
太宰「二手に別れよう。私とヴィオラちゃんは左、国木田君は右をお願いするよ」
ヴィオラ「分かった」
国木田「分かったが、無駄に死ぬなよ」
太宰「大丈夫さ(^▽^)」
太宰はヴィオラと左側の扉に向かった。
左側の扉を開いて進むと、少し歩いた先に扉があり其と左側に廊下が続いていて2人は真っ直ぐ進んで扉を開けて中に入って行った。
ヴィオラ「熊の縫いぐるみ……?」
太宰「少し隙間があるね…………ん…?」
部屋の中には何も無く、中心にポツン……と大きめの熊の縫いぐるみが入っている籠が置かれていた。
大きめの熊の縫いぐるみが入っているにも関わらず、籠には僅かに隙間があり太宰は壁に貼り付いている貼り紙を見付けて黙読した。
『……を かごに』
太宰「何かを此の籠に入れれば良いみたいだ」
ヴィオラ「熊……じゃないかな?」
太宰「…………かも知れないね。探してみよう」
2人は部屋を出て、先程素通りした廊下を通って行く。
ベチャ
太宰「っ!?」
曲がり角を曲り、扉を開け様とすると熊の足跡の様なものが丸で血の手跡の様に壁についた。
ヴィオラ「太宰さん? 入らないの?」
太宰「あ、嗚呼……今入るよ」
ガチャ
2人は扉を開いて中に入った。
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ