幸せ家族

イクメン信長2 ページ27

「ままーっ！」

病院につくなり真っ先にAの元に走るやっぱり俺よりAの方がいいのかな？

「遙、ありがとーっ」

「はるねママのお着替え持ってきたよ！あと、まこちゃんのも」

「昨日お約束したもんね！忘れなくって偉い偉いー」

Aは遙を抱き締める

「あしゃね、パパのふえんちとーしゅとたべちゃの」

「いいなー早く帰ってママも食べたいなー」

「パパがちゅくってくれりゅよ」

「そうだね、帰ったら頼んでみるね」

「でも、はるママのご飯食べたい」

「じゃあ、帰ったらママも頑張らないと！」

俺も食べたいAの料理、でも初めからやらせるわけにはいかないか

俺は真琴を抱っこする

まだ、すやすや眠ってるだけだ

遙も初めはこんなだったよな・・・

こんなにた小さかったのにこんな大きくなったんだな

「あとね！まこちゃんにプレゼント！」

遙は荷物からクマのぬいぐるみを出すと真琴に見せた

「遙、いいの？それ遙の大事なのでしょ？」

「いーのっ！」

「そっか、ありがと」

「遙、真琴抱っこするか？」

「うん、だっこしゅるー」

遙を椅子に座らせると真琴を遙の小さな膝に置いてやる

いつもは抱っこされる側なのにこうしてみるとおっきくなったなって思う

「まこちゃん、こんどあしょぼーねー」

「いいねーお姉ちゃんに抱っこしてもらって」

ホントに幸せだなって思った

ガラガラ

看護師さんが入ってくる

「島崎さん、明日退院していいですよ」

「ありがとうございます」

か

イクメン信長2→←イクメン信長2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す