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エレベーター ページ25

北人




連絡先交換も出来て、二人きりでエレベーター。



緊張でしかない。




少し後ろにいる美月さん。



何考えてるのかわからない謎なところがある。



例えば、よく時間を気にしたりすること。



あと、夜にしか会ったことがない。




これは、メンバー内でも思うところ。




あと、僕だけかもしれないけど、



何かを測ってるところ。





プロだからかなとか思ったけど、そんなに気使う所かなとか思ったり。





なんて思ってると、急にガタンっとエレベーターが止まった。






『え、…止まった?』


北人『見たいですね…』





うちのエレベーターは、透明で外が見えるような作り。



だから、正直怖い。




『マジか…。え、電話?』



北人『…スマホ圏外です。』



『…この時間帯警備員さんいるかな。』



非常ボタンを押して、警備員さんに繋げた。




北人『…朝方になるみたいです。』



『朝方…。』



北人『大丈夫ですか?』



『あ、うん笑大丈夫。、』




って言っても大丈夫そうじゃないのが見え見え。


月を見上げる彼女。



そして、スマホの電源をつけたり消したり。




北人『大丈夫です。』



僕には彼女の手を取って、そばにいることしかできることがなかった。

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設定タグ:THERAMPAGE , 吉野北人 , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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吉 野 み ゆ - やばいです、途中泣きそうになりました更新頑張ってください (2020年4月25日 0時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
yuki - このお話めちゃめちゃ好きです!更新楽しみにしてます!! (2019年11月4日 22時) (レス) id: 20390036ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エル | 作成日時:2019年9月10日 19時

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