TopDown series2

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広斗side





『嫌、嫌だ。お姉ちゃん。』






目の前に広がる光景。




嘘だと、夢だと、信じたかった。




兄貴の二の舞には、決してしたくなかった。




なんで、嘘ついたんだよ。なぁ、




なんで何も言わず、1人で抱えたまま行っちゃうんだよ





『っ、…あぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！』





泣き叫ぶ彼女を抱きしめて、ただ、一緒に



目一杯、悲しむこと、受け入れることしか



することは無かった。





彼女も彼女で、傷ついていた。




広斗『っ、雅、おい、おい、雅！！』




血を沢山流しながら、彼女も気を失っていた。





広斗『おい、お前まで死ぬなよ、なぁ！！』







小田島『っ、！？…はぁ、っ！雅っ！！！！』




楓士雄『なんだよ、これ、』





広斗『誰でもいい！！早く救急車を呼べ！！！！』

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