狂犬、ではなく仔犬-2【今日から俺は】

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相良side


俺はダッシュで階段を駆け上がり、屋上に行った



相良｢くっそ！！！！｣



[ｶﾞﾝｯ!]



近くにあった机や椅子を蹴り倒す



なんだよあれ…



さっき見た光景が脳内に張り付いて離れねぇ



相良｢あー！！
んでだよ！！！｣



俺じゃダメだったってことか？



智司の方が好きだった？



なんなんだよ…



｢猛くん！！！｣



相良｢A、ちゃん、、

…智司の所行ってなくていいのかよ｣



A｢その事で、話さなきゃ行けなくて…｣



…なんだよ、



別れ話か？



俺は聞きたくなくて、その場に座り込んで腕に顔を埋めた



A｢…勝手に話すからいいよ
あれね、だの事故なの
立ち上がったらスカートの裾踏んじゃって…｣



…事故？



事故？？？



相良｢…それほんと？｣



A｢うん、ほんと｣



相良｢…俺に飽きてない？｣



A｢飽きるはずないじゃん！｣



相良｢…智司の方がそりゃ顔もいいし、ガタイもいいし、背も高ぇしでけぇし…｣



A｢そんなのどーでもいいよ！
私は、猛くん自信だから好きなの！
だって、今日も2時間猛くん待ってたくらいだよ？
好きじゃなきゃしないよ！そんなこと！｣



相良｢…Aちゃん〜〜〜…｣



A｢ごめんね〜！
猛くん！｣



俺は情けねぇ声上げながらAちゃんに抱きつく

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