５， ページ13
最初はA要望でマッサージをすることになった。
玲王「A、先行くか？」
『いや、ここは誠士郎くんと玲王くんで行こう』
誠士郎「え、なんで」
『なんとなく！てなわけで、いってらっしゃい』
どうやら、2人同時に施術するらしい。
そのため、私は2人が終わるまでフリータイム。
『(仕事道具持ってくればよかった……)』
？「あ、あの！」
声のする方を向くと、そこにはばぁやさんと同じ使用人の服を着た女性がいた。
『はい……あ、こんにちは。
本日はお世話になります、京 Aです』
？「こ、こちらこそ！お願いします‼︎」
『えっと、あなたは？』
ある使用人「私は使用人です。
最近、ここの使用人になったばかりで……」
見た目は20代でフレッシュな感じ、仕事熱心な雰囲気が伝わってくるような人だった。
ある使用人「じ、実は私……テレビで“猫キャッチのひと”観て、その……かっこいいな、って……」
『いえそんな、かっこいいなんて』
ある使用人「だから、今日、他の使用人から聞いて、お会いできること、楽しみにしてました！」
『そ，そうなんですか？』
ある使用人「……はい。迷惑ですよね、すみません」
俯いて申し訳なさそうにする使用人の人を見て、ふと懐かしい感覚が蘇る。
感情豊かで、元気で、熱心な、かつての戦友を……
『……、』
言いかけて、辞めた。
口に出せば、ダメになってしまうような気がして。
ある使用人「？、Aさま……⁇」
と、その時だった。
玲王「ちょ、ま、まって……」
誠士郎「く、首が、曲がる……」
『……あの、使用人さん』
ある使用人「は、はい……」
『……マッサージ、こんなにエグい音鳴るんですか？』
ある使用人「ご，ごめんなさい。
私、まだここに来て日が浅いので……」
すると中から、真顔の誠士郎くんと玲王くんがスーッと出てきた。
『お、おつかれ、ふたりとも……』
玲王「おう」
誠士郎「……」
『……え、誠士郎くん？』
玲王「……凪？」
放心状態になった誠士郎くん。
しばらくするとおもむろに口を開いた。
誠士郎「…………………………唯我独尊」
玲王・A「『今なんて？』」
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ネムノキ(プロフ) - LiLiさん» コメントありがとうございます！長らくお待たせしてしまいましたが、本編を更新いたしましたのでぜひ！番外編もよろしくお願いします♪ (4月21日 22時) (
レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
LiLi(プロフ) - ネムノキさん» 青い檻のバーサーク6の方も楽しみにしてます!!めっちゃ面白いんで頑張ってください!! (4月1日 21時) (レス) id: de7dec8312 (このIDを非表示/違反報告)
ネムノキ(プロフ) - コメント欄にて失礼します！長らく続きを出せず、申し訳ありませんでした！近いうちに氷織＆烏編を一気に出すのでお楽しみにしていてくださいm(__)m (3月26日 23時) (レス) id: 2f94861ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネムノキ | 作成日時：2024年2月8日 0時
