男 or 女 4

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順調に楽屋裏の収録が進む中…



マネージャーは、ある意味大忙しです！！
カメラに映らないように……
コソコソ歩き回るなんて…



他のマネージャーは、外に買い出し行ってるし…
観光したかったな…
(仕事もしますけど)



いつもビンボークジ引いてる気がする…



一通りの仕事を終えて、スタッフ休憩室に向かうと……




出たな…衣装の子…
(名前知らないんだけど…)


「Aさん……」

A『お疲れ様です』

「お疲れ様です…」



衣装の子とは、反対側の椅子に腰を下ろし
スケジュール帳を開いた。

無視してるのが1番だ…よな、、、



って、おい…



なんだこの首にまわった腕は…


「Aさん…ちょっとは、考えてよ。」

A「何を？」


あーー、背中に胸を当てないで下さい！
虫唾が走ります。


「私、結構可愛いと思いますよ？彼女いないなら…」

A『無理、興味ない』

「ひどい…私、今市さんのお気に入りなのに」

A『……………。』

「今市さんのお気に入りにこんな事してもらってるんですよ？」

A『だか『お気に入りにした覚えは、ないけど？』


この声は……


「い、今市さん！」


あ？やっぱり？


今市『A、マッサージお願いしていい？』

A『トレーナーさんは？』

今市『今、パフォーマーがやってて、時間ないからお願い』

A『だ、そうなので腕離して下さい。』


シブシブ離さず、すぐ離して下さいよ。
困った衣装さんだな。
これは、担当を変えてもらうか…。




っておい……今市 隆二…

マッサージ室誰もいないじゃん！！
トレーナーさんもいないじゃん！！


A『えーーーっと…』

今市『えーーーっと…じゃないでしょ！』

A『どうしました？』

今市『さっきの何？』

A『さっき？あ、昨日告白？されまして…でその延長？』

今市『俺の自称お気に入りに？』

A『本当に自称？』

今市『自称！俺、Aがいい』


なんでこの人は、そんな事をサラッと言えるんですかね…。


今市『Aは？』

A『今は、Aです。』

今市『2人っきりだよ？Aになれば？』

A『無理』

今市『徹底してんねww』

A『そうです』

今市『じゃ、俺も三代目の今市隆二になろwwでもその前に…』


そう言って不覚にも
キスをされた…






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