男 or 女 4

175 海side ページ33

ほうほう…


なるほどね……









まさかこのやり取りを
聴いてる奴がいるなんて
思ってなかったでしょ？


ここ…バンドメンバーの楽屋だからね？ww




海『他に聞かれたらどーすんすか？』


パーテンションの奥から顔を出すと
驚いたイケメンが2人



広臣『っんだよ！？びっくりさせんな！！』

剛典『そうだそうだ！！』

海『こっちのセリフっすよ！まったく！！秘密ダダ漏れじゃないっすか！！』




にしても…ねーちゃん…
はっきりしようぜ……(・ω・)
臣さんが可哀想…





なんだけど……






なにやら、スッキリした顔してる
登坂広臣……謎だ…



海『先輩と別れさせたら、許さないっすよ？』


たぶん、ねーちゃんは、
ガチで好きだと思うし……


広臣『そんなことしねーよw』

剛典『しないんすか？』

海『すげーしそうなのにww』

広臣『おい、俺は、どんなキャラになってんだよ…？』

剛典『イチャつく2人を邪魔する』

海『無理やりちゅーする』

剛典『あるね！絶対！！』

広臣『おい………』



だってそう思うしww
絶対邪魔すると思ったけどな…
自分に見向きもしない女には、燃えるタイプでしょ？
違うのか？俺は、断然燃える派なんだけどw






なんて考えながら
タクシーでホテルに向かうと
ねーちゃんの部屋には、違う人…
誰だっけ？岡本さんだっけ？


岡本『Aなら、今市の部屋だけど？』



出たな…今市先輩……。
明日初日ですよ？頑張りすぎちゃダメですよ〜




『あ、海！Aいるか？』






背後から……









まさかの……








HIROさん……





HIRO『部屋にいるか？』

海『岡本さん？がいます。Aは、今市さんの部屋らしいです』

HIRO『今市の？』



HIROさんが扉を強めにノックした…
な、なんか怒ってますか？



岡本『ひ、HIROさん！？』

HIRO『功労者に1人部屋を与えたはずだが？』

岡本『す、すいません！！』

HIRO『まったく……すぐに戻せ、岡本は、俺の部屋に来い。ツインだから安心しろ』

岡本『ま、マジっすか？』





岩田さんへ

どうやらスッキリせずに
明日は、モンモンとする先輩に
会えるようですww

海よりww




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