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ページ10

広臣side









『 …………。』




「 …………。」




『 …………なんだ? 』




「 ……いつ見ても背が高いなと思って。」








小さな箱に大の大人が2人。

箱の壁にもたれ掛かり、どこにも止まることなく進んだ箱は一番上で静かに動きを止めた。






先に降りたのは直己さんで
エンジニアの白衣がよく似合う。

無造作にポケットに手を突っ込んで向かった先は、社長室の前室の秘書室。



直己さんがポケットから手を出さずとも、ガラス扉を開けたのは、いつも隆二の後ろに立ってる男だ。









『 隆二は? 』



『 いますけど……今はやめた方が…… 』



『 ……ったく、、、 』









直己さんの後ろをついて社長室に入ろうとした俺は、いきなり伸びてきた手によって道を塞がれたと同時に……









『 ちょっと待ってろ。』









直己さんの野太い声で俺の足は完全に床についた。









『 ナイトは他行った方がいいんちゃう? 』



「 ……は? 」



『 非常階段。ヒントはこれだけや。』









暑苦しい関西弁の男のウィンクに虫唾が走った。









『 制限時間は……そうやな…… 』



















『 ……説教が終わるまでやな。』









早く行けとばかりに手を動かされ
俺は、来た道を戻った。









…………。









“ 早く脱げよ。”



“ いやっ!なにするの!? ”



“ なにって決まってんじゃん。”



“ いやっ!こ、、来ないで!!! ”









………………まさか……な?









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nonmama(プロフ) - 年末のお忙しいところ更新ありがとうございます。少しずつ距離が近くなる感じ、ドキドキしながら見守っています。来年も素敵な作品楽しませていただけるよう、よろしくお願いします。くれぐれもお身体お大事に、ご自愛ください<(_ _)> (2019年12月23日 1時) (レス) id: 7c869ac398 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ついにですね!なんだか、こっちドキドキ、キュンキュンしますっ!次の更新も楽しみにしてます(^^) (2019年11月22日 12時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 言ったーあぁ何て返事するんだろう。これから色々ありそうだけど今度こそ二人一緒に乗り越えて欲しいな。 (2019年11月22日 1時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - やっと隆二の前で泣けたんだ。これから少しずつでいいから歩みよって欲しいなぁ。 (2019年11月19日 0時) (レス) id: 8448788f30 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 飛色さん多趣味って素晴らしい!ゾンビ映画もたーくさん見てくださいね♪待ってます(^_^)/~~ (2019年11月5日 23時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛色 | 作成日時:2019年8月16日 16時

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