Gray Zone３

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広臣side




「金取るからな。」


『 ほーい。』


『 はーい。』







金曜の夜、正確にいうと土曜の朝。





3人の女の名前が偶然にも一緒の俺ら。



会話をしてるうちにだんだん意味不明になるから俺らだけの呼び名が決まった。






俺のAは 【 臣子 】

隆二のAは 【 今子 】

岩田のAは 【 岩女(いわおんな) 】





剛典
『 俺のだけおかしい！！そこは 【 剛子(たかこ) 】でしょ！！ 』


隆二
『 岩子でもいいじゃね？ 』


広臣
「 タカコっていそうだしな。」


隆二
『 岩子で。』


剛典
『 えぇーーーー！？ 』


広臣
「 で？岩子は、なんだって？ 」






臣子を襲った奴となんで、酒飲んでんだろ。
で、なんで話聞いてんだろ。


いい人になったもんだなー……。









剛典
『………………って感じです。俺勃 たなくなったし… 』


隆二
『 あ、俺も他の女には、無理だな。』







身体と頭は、別物ってよく聞くがここの３人は、
どうやら一緒らしい……。








隆二
『 岩子、今度連れてくれば？ 』


剛典
『 いいんすか！？ 』


隆二
『 A同士、仲良くなるかも知んねーじゃん？ 』


剛典
『 同じ名前って共通点あるし？ 』


隆二
『 臣子に酔ってもらえば大丈夫だろ。』






酔って、連れて家に送る身にもなれよ…
親父さん、仁王立ちでいつも待ってんだぞ…






隆二
『 臣子に託そう！！ 』


剛典
『 託そう、託そう！！ 』


広臣
「 ………明日来るけど、今子来んのか？ 」


隆二
『 ……臣子に誘ってもらえば来るかも。』


剛典
『 俺も誘ってみます！ 』







イケメンに属する俺らが女で悩むとは……。


あ、俺は女の親父で悩んでんだけど。







んで、俺以外が女頼みで情報を聞き出そうとしてる。








臣子が酔っ払って、ズバズバ聞いて


岩子に岩田が話の内容を聞いて俺らに報告。


今子は、岩子の様子を隆二に報告……すんのかな？









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