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隆二side
『 ふふふふふふっ♡ 』
「 …………。」
俺をランチに誘った男。
手で口を抑えて、ニヤニヤして口角が上がってるのを必死に隠すご様子の岩田。
『 昨日、やばかったんすよー♡ 』
「 ……へぇ。」
『 お互いに嫉妬しちゃって♡ 』
「 ……へぇ。」
『 んで、俺たぶん、っつーか絶対?この3人の中で早く子持ちになる! 』
「 ……へぇ。親に紹介したのか? 」
『 は? 』
「 順番間違えんのもどうかと思うけど? 」
『 ……あ、いや、それは…!! 』
「 それに養えんのか? 」
『 ……たぶん 』
「 たぶんって……お前な… 」
ニヤニヤしてた顔が一気にシュンとなった。
俺だって子供も早く欲しいけど、Aの仕事のことも知ってるから、そこまでいかねーし。仕事が落ち着けば、って思ってるけど。
順序を守らないとな。
『 どうしよう… 』
「 おい、それは子供が出来たらどうするって意味か? 」
『 だって、養っていけ、、、 』
…………俺の顔を見て言葉を止めた岩田。
「 お前、、、 」
『 い、、い、今のなし!! 』
「 責任とれねーのに、中 出しなんかすんじゃねーよ。 」
『 ……もし出来たら、アルバイト、、してもいいっすか? 』
「 オミに聞いとく。」
飯を食って、一眠りして店へと向かえば
俺より先に来て店前で待ってる岩子。
オミまだ来てないのか??
岩子がトントンと腰を叩き、シーっと人差し指を口に当てた。
「 なにどうした? 」
『 ……オーナーさんがカウンターで寝てます。』
「 ??? 」
静かにオミに近づけば、カウンターには、ノートパソコンと酒の仕入れ表と軽くつまめるツマミの新メニューの紙と飲みかけの……ミルク?
眼鏡を掛けたまま机に突っ伏して、寝てるオミを起こさないように、新メニューのレシピを見た。
岩子は、そんな俺らを横目に着替える為に奥へと向かった……
『 ……ん、A、 』
……ぷっww
あの俺様臣様が寝言で彼女の名前を呼ぶなんてレアww
俺以外、なんか大変そうだな……。
オミは、親父さん。
岩田は、……。
やっぱり自業自得だろ。
養っていける……じゃねーよ。
養うんだよ。
それが男ってもんだろ。
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1980no(プロフ) - tckntさん» こんにちは(^^)tckntさんへメッセージ送っておきました☆⌒(*^∇゜)vよかったら読んでください。 (2017年12月9日 14時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
tcknt(プロフ) - おじゃまします♪1980noさんこんにちは♪予想しちゃいました!(笑)岩ちゃん凄いですよね(///∇///)ヤバい! (2017年12月8日 12時) (レス) id: e4f07a5f39 (このIDを非表示/違反報告)
tcknt(プロフ) - いやぁ~抜かずに3で(///∇///)中出し!(笑)飛色さん反対にごちそうさまです!妊娠して一番早く親に認められそう(笑) (2017年12月8日 12時) (レス) id: e4f07a5f39 (このIDを非表示/違反報告)
飛色(プロフ) - 1980noさん» 凄かった???ww 若いから元気かなっと……ネタにさせて頂きました←土下座 (2017年12月8日 1時) (レス) id: e8d784eb4b (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 凄かったです!(//∇//)もう岩ちゃん元気過ぎ!(笑) tckntさんの予想通りになりましたね◎更新楽しみにしています( *´艸) (2017年12月8日 0時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛色 | 作成日時:2017年11月15日 23時