Gray Zone３

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剛典side







他の女でも抱いて忘れようともした…






なのに……







俺の息子が微動だにしなかった……。






どんなに綺麗で胸がデカくても





ピクリとも動かない……







なのに……






家に帰って貴女のことを思い出せば…





「 ……マジかよ 」







元気になる俺の息子………








このLDHの王子様が１人で処理するって誰が想像出来るだろう…








俺の予想では、もう彼氏と別れてもいい頃なのに、まだ別れていないと思われる。




俺とのデート中にも何度か電話が来てて、

あの最中でもLINEの通知音も鳴る。









本日金曜日。

普通だったら、彼女とデートってなるんだろうけど、俺の惚れた女は、俺じゃない男とデート。






この状況に耐えきれなくて、今日もBLUE PLANETへと脚を運んだ。






「 こんばんはー 」


『 おう 』



片手を上げた隆二さん。

店内には、数名の客と25階の美人さん。







俺の目に映ったのがわかったのか、、、

『 俺の。絶対に触るな！ 』って。




彼氏なら堂々と言えるんだよなー。


羨ましい……。








そう言った隆二さんに喜んでるんだろうなーって思いながら25階の美人さんの方を見れば、顔は見ないけど…バースツールから腰を上げ『 ご馳走さま 』と言って店を後にした。



隆二さんの『 え、あ、ちょっと！ 』って声にも目を向けず出口へと向かった。






カランカランというと音…






「 喧嘩中？ 」


『 避けられてる。』


「 でも店に来てんじゃん。」


『 Aちゃんの付き添い 』


「 Aさんもいるんだ？ 」


『 オミが送って行った。』


「 浮気？？ 」


『 するわけねーだろ。』


「 ならなんで？？ 」


『 知ってたら苦労しねーよ…。』






ですよね……。









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