46話 ページ49
Aside
｢＿＿A。｣
『何？』
「人は死んじゃったら何処へ行くんだろうね。」
その言葉に僕は少し戸惑った。
『……さぁ？そのまま消えるんじゃない？』
「……そっかぁ。それじゃあ私はもう消えた存在だったんだね。」
……え？
「君が殺した。あの日、君と出会わなければ私も、この森も死ななかった。」
そう彼女が言うとさっきまで綺麗な森の中だった景色は一瞬で変貌を遂げ、当たりは朽ち果てて腐った木に囲まれていた。
「……信じてたのに。貴方なら約束を守って……」
『違う！』
呼吸が乱れて段々苦しくなる。
視界が滲んでいく。
彼女が口を動かしたが、小さ過ぎて聞こえなかった。
太宰「Aっ！！」
『お……さむ。』
僕を呼ぶ声で夢から現実に引き剥がされた。
頬に暖かい物を感じて、ようやく自分が泣いていた事に気付いた。
相当魘されていたらしい。
太宰「……ここの者達は皆君から離れたりしないよ。」
『分かってるよ……信じてるから。』
僕は目を閉じて1度深呼吸をすると治と目を合わせた。
『ちょっとだけ付き合ってくれる？』
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あずき(プロフ) - 夜さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けるととても嬉しいです。……更新頑張りますねw (2017年5月2日 18時) (
レス) id: e1f21a4d38 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白かったですよ！更新応援しています、長文失礼しました。 (2017年5月2日 15時) (レス) id: 0efd162ef6 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 今更なんだけど、みんなそんな強く言わなくてもいいんじゃ…気づいてなかっただけなんだから、「オリフラたってるから外しといてください」とかっていえばいいのではないのでしょうか。そんな強く言うことはないでしょう。そして、作者さんを挑発するのはやめた方がいい (2017年5月2日 15時) (レス) id: 0efd162ef6 (このIDを非表示/違反報告)
あずき(プロフ) - すみません気づきませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2017年3月12日 16時) (レス) id: e1f21a4d38 (このIDを非表示/違反報告)
のん民(プロフ) - 他の奴らも言ってっけど、オリフラは外さな。あ、別に消去されてもいいって言うんならそのまんまでもええけどｗ (2017年3月12日 15時) (レス) id: 162b78bfbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずき | 作成日時：2017年2月17日 0時
