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(過去)
「おい、A起きなせェ」
『あ、総悟。おはよう』
いつもは、決められた時間にシャキッと起きるAが、ここ最近誰かが起こさないと起きれなくなっている。
ただの寝不足だろうなって思っていた。
近藤「総悟に起こされるのは珍しいなぁ
体調とか悪いのか?大丈夫か?」
『あ、はい。すいません。大丈夫です』
近藤さんが、体調とか悪いのか?と言った時一瞬顔をしかめていた事を、俺は見逃さなかった。
沖田「A体調悪いんですかィ?」
『え?そんなことないよ!大丈夫』
沖田「体調悪くなったら、いつでも言いなせェ
無理することはありやせんぜ」
『ありがとね総悟。』
土方「A今日は女中の仕事してもらっていいか?」
沖田「Aは俺と見廻りでさァ」
土方「お前がワガママ言うんじゃねぇ」
『クス。わかりました、』
Aの笑顔は、もちろん俺にも、そして真選組にも、太陽のようなものだった。
『ゴホッゴホッ、』
沖田「大丈夫ですかィ!?」
『あ、うん…ちょっと咳が、ね…』
沖田「ゆっくり休みながらやりなせェ」
俺は優しくその小さい背中を摩った。
この時にもう異変に気付いてやるべきだった。
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永遠の非リア - 銀魂面白かったです…。大好きでした。真選組が優しくて強くてでも弱くて。みんなの優しさが嬉しく感じました。推しは沖田と銀さんと土方さんと…まぁ沢山います。死ネタは好きです。みんなが悲しんでくれるから。本当にありがとうございます。応援してます。 (2019年6月9日 10時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
沖田桜華 - すっごくいい話で親の前で泣いてました。(顔頑張って隠してたけど。)これからも更新頑張って下さい! (2018年10月30日 23時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん | 作成日時:2017年9月28日 7時