最後の手紙

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私は、総悟に手紙を書いた。


もう長くない事を分かってしまったから。



【 総悟へ。


総悟がこれを見ている時は、もう私はこの世にいないんだよね。


総悟に伝えたいことが山程あったから、手紙を書きました。

もし良かったら、最後まで読んでください。



私は総悟にたくさんの幸せを貰って、幸せは何かを教えて貰いました。


総悟といる日々は、時間を忘れてしまうほど楽しくて、とにかく幸せで、時間が止まればいいのにって

毎日のように思ってました。


でも時間が止まるはずはなく、私の余命はあっという間に０になってしまったね。


これを読んでる総悟は、笑ってますか？

泣いてるかな？(笑)


泣かないで？私は総悟の笑顔が大好きなんだ。


総悟の笑顔見ると、もっと生きて総悟の笑顔みたいなって思うんだ。



なんか何を書きたいか整理出来ないや。(笑)


とにかく、総悟と過ごした毎日は、私の中で宝物で大切な大切な思い出なんだ！

でもね、花祭りの日は、私が生きてきた中で１番と言っていいほど大切な日になったんだ。


総悟と永遠の愛を誓い合う日が来ればいいなぁって思ってた願い事が

叶ったし、総悟と結婚できたし、来年、再来年の約束もできたし、とにかく言葉に表せられないほど

大切で、幸せな日だった。


私は総悟にウエディング姿見せたかったし、

総悟のタキシード姿を見たかったし、

総悟とブーケ投げたかったな

なんてね。(笑)


私が死んでも、私の心の中にはずっっと総悟がいるし、私もずっと総悟を見えないところからになっちゃうけど見守ってるからね！


私、総悟の事が大好きです！

こんな私を彼女にしてくれてありがとう。

こんな私をお嫁にもらってくれてありがとう。

ずっと私の側にいてくれてありがとう。


また、あの桜の木の前で会おうね。

何かいいことあったら教えてね。


んー、こんなところかな(笑)


総悟大好き！！本当に幸せだった！！


仕事サボって土方さんたちを困らせないようにね(笑)

たくさん笑っててね。


今までありがとう


Aより】

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