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〜〜 花祭り


私は今、総悟に押されている車椅子で、花祭りに来ている。


人がたくさん。


そして、満開の桜がライトアップされている。



『…綺麗』

沖田「Aと見る桜は綺麗でさァ」

『総悟、私と約束しようよ』

沖田「なんですかィ?」



総悟の顔を見て言うときっと泣いてしまうだろう。


私は桜を見たまま総悟に告げた。



『来年も、再来年も、総悟が私のことを好きでいる限り、ここで会おう』

沖田「……あぁ、

俺が死ぬまで毎年この日にここでな。」

『うん、約束だよ』


沖田「俺からも言いたいことがありまさァ」

『ん?』



総悟は車椅子を桜の方じゃなくて、総悟の方に向けた。


沖田「俺と結婚してください」


そう言って指輪を私に差し出し、頭を下げてる総悟。


『…だって、私…』


沖田「Aは一生、俺の奥さんでさァ。

天国に行っても浮気しねぇように指輪、欲しいだろィ?」


無邪気に笑う…いや、切なげに笑う総悟を見たら我慢していた涙も溢れるばかり。


沖田「俺と、結婚してください」

『…はい』


私は総悟から指輪を受け取った。


沖田「左手貸してくだせぇ


はい。俺とおそろいでさァ」



総悟の指についている指輪と、私の指についている指輪は、同じものだった。


それがすごい嬉しかった。



沖田「ずっとAだけを愛しやすぜィ」

『私もだよ』



私達は永遠の愛を誓い合い、屯所に戻った。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 死ネタ   
作品ジャンル:恋愛
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永遠の非リア - 銀魂面白かったです…。大好きでした。真選組が優しくて強くてでも弱くて。みんなの優しさが嬉しく感じました。推しは沖田と銀さんと土方さんと…まぁ沢山います。死ネタは好きです。みんなが悲しんでくれるから。本当にありがとうございます。応援してます。 (2019年6月9日 10時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
沖田桜華 - すっごくいい話で親の前で泣いてました。(顔頑張って隠してたけど。)これからも更新頑張って下さい! (2018年10月30日 23時) (レス) id: 98b8c85960 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん | 作成日時:2017年9月28日 7時

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