なんで私に冷たいの!?【我妻善逸】

係決め>>2 ページ11

「では競技も決まっ…………」

義勇先生が途中で言うのをやめてしまった。どうしたのだMｒ.義勇何かあったのか。

「すまないがもうひとつ大事な係を決めなければならない。それは


体育祭の放送係だ｡

この係はなるべくツッコミや瞬時に言葉を話せる人がいいらしい。では、誰か立候補は」


ｼ───(´-ω-｀)───ﾝ

誰がやるかよそんなもん。
てか、ツッコミってやばくない？
マジでここの学校おかしいよ。

「先生…………」
「どうした栗花落」

カナヲ？まさかぁカナヲがするわけ…

「私はAにしてもらいたいです。ツッコミ………も……すぐペラペラと話せるし……いいと思います」

まさかのデジャブ。
何でも自分にくるのね!!!!!!
まぁ可愛いカナヲだからいいけどね!

「どうだ镜音、実行委員もあるがするか？」
『はいやりますとも是非ともツッコミを連発させてください。もうこの際どうなってもいいですよ(泣)』
「1人で仕事を沢山させてすまない｡皆も镜音に感謝しろ」

いや、なんだよその感謝しろって。
上からすぎだろ。

「镜音さんありがとう!!」
「Aちゃんよろしくね！」

結局こうなんのね!!!!!!!!
善逸はいつも通りだね!!!!!!!!
少しは心配してもいいんじゃないの!?ねぇ!!

「A…………1人で大変じゃないか?代わってやろうか？」

それに比べてホラ見なさいよ。
炭治郎君はもう神様のように優しいよ。見習ったらどうだい善逸よ。

「クンクン…………Aは善逸に心配して欲しいのか？」
『あぁうん。少しは幼馴染なんだから心配して欲しいなぁって………』
ﾎﾞｿｯ「俺ならさせないのにな」

今、炭治郎君が何か言った気がしたけどまぁいっか!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
善逸side☆*。

今の係決めの中でわかったことがひとつある。それは炭治郎がAのことを好きになってるってことだ。
昔からAはよくモテる｡
まぁ本人は気づいてないっぽいけど｡
さっきもAが俺に心配して欲しいと言ったあと、「俺ならさせないのにな」と言っていた。その時の炭治郎からは恋の音がした。
俺はすごく不安になった。
Aからも恋の音がしているから､その相手はもしかして炭治郎なんじゃないかって。あぁダメだ………嫌なことばかり考えてしまう。

「我妻君」
「ん？どうしたのカナヲちゃん？」
「我妻君はAの事が好き？」
「さぁどうだろうね」

ごめんねカナヲちゃん｡
今そんな余裕ないんだ｡
絶対Aは渡さない。

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