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そろそろ大学に行かないと遅刻しちゃうので智くんと一緒に家を出る。
青「Aと神ちゃん!おはよー。」
いつもの交差点でぶんぶん手を振ってるのは同級生の流星。
「流星おはよう。朝からくるなんて珍しいね。」
青「もう単位落としそうでやばいねん。」
いつも通り眠そうだけど、今日は頑張って来たみたい。
緑「お、信号青なった。ほら流星起きて、行くで。」
青「えー俺もう歩けへん。A抱っこして運んでって。」
「嫌です。ほら歩く!」
流星を引っ張って歩こうとした時。
赤「俺が運んでったろっか?藤井。」
この悪魔は余計なことばっかりする。
さっきまでいなかったのに、いきなり現れてとんでもない事を言い出す。
「ちょっと、外なんだから喋りたくないの!余計なことしないでね!」
青「Aどうしたんー?」
緑「あ、もしかして例のアレと喋ってるん?俺今見えへんけど。」
おそらく、所有権がある私はずっと見えるんだけどそれ以外の人はカードを触ってる時以外は見えないみたい。
青「え、何例のアレって。めっちゃ気になるやん。」
うわ、流星もニヤニヤしながらこっち見てるし。
「えっとね、この話は後でする!それより今流星は危険なの!ヤバいやつに目付けられてるから!」
赤「あっはは、ヤバいやつって!まぁそうかも知れへんけどその言い方はないやろ!」
青「え、なになに。俺なんかなるん?」
「私がなんとかする…ってちょっと、嘘でしょ…。」
ふと流星の方を見ると、ひょいっと身体を宙に放り投げられてる流星の姿が。
赤「ほいほい、大学まで運んだるからなー!」
青「え、何これ!すげー!めっちゃ面白いやん!」
流星もなんでその反応なのよ!
普通もっと怖がったりするでしょう!
赤「なんや、藤井全然怖がらへんやん。つまんないからやめよ。」
ダイキくんはちょっとむくれて流星を歩道に降ろした。
青「あれ、終わってもうた。」
きょとんとその場に立ち尽くす流星。
とりあえず、流星が大学まで飛ばされなくてよかったけど。
緑「へえ〜、アレってすごいんやな。」
「ね…私もびっくりした。」
青「ふたりともアレアレ言ってないで何か教えてや!」
「あ、うん…、大学着いたらね。」
私たちは大学に向かって歩き始めた。
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るる(プロフ) - 可愛川麗華さん» コメントありがとうございます!こちらこそリクエストありがとうございました。見切り発車なのでどうなるかわかりませんが暖かく見守ってくれると嬉しいです〜。私も占ツクに癒されているので、そう言って頂けて嬉しいです。頑張ってください! (2019年5月16日 18時) (レス) id: df8bf74651 (このIDを非表示/違反報告)
可愛川麗華 - 凄く面白いです。毎回見させて頂いているのですが、仕事で疲れた時などは、るるさんの作品を見て疲れを癒してます!講義中などの時に思い出していつもニヤニヤしてます!それほど楽しみにして読ませて頂いてます。いつまでも応援してます。お互いに頑張りましょう! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nel_ | 作成日時:2019年5月14日 17時