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のんちゃんを高校に送り出して智くんとふたりになる。
…正確には悪魔くんを合わせて3人(?)だけど。
緑「話ってなんなん?」
「あ、えっとね。…笑わないで聞いて欲しいんだけど。」
智くんはニコニコしながら私の事を見つめている。
…大丈夫そうかな。
「私に悪魔が取り付いてるんだよね。」
…あれ、その顔は信じてない顔だね。
赤「おーい!目の前に居るのに気付いとらんのか〜!」
ダイキくんが智くんの目の前でふわふわ浮いてる。
緑「…あの、Aほんまに病院行こか…?」
「違うの!ほんとなの!ねえ智くん、お願い信じて…」
緑「うぅ〜ん…Aが嘘ついてるようにも見えんしなぁ。なんか証拠ないん?」
あ、その手があったか。
「ねえダイキくん。ちょっとそこのお菓子取って。」
緑「何いってん?ダイキって誰?」
「悪魔くんの名前だよ。…ねえ、舌出してないで早く!」
赤「嫌や!なんでAの言うこと聞かなあかんねん!」
ダイキくんは思いっきり私にべーってしながら智くんの身体をすり抜けて遊んでる。
緑「A、なんも起こらんけど…、やっぱり病院行った方がええって…。」
智くんが本気で心配してるからそろそろやばい。
力ずくで病院に連れてかれるかも。
「もうダイキくんの意地悪!」
赤「っはは、俺は絶対言うこと聞けへんからな!」
うわ、ムカつくわぁ。
緑「あー…じゃあさ、なんか証明書みたいなのないん?契約書?的な。」
「あ、あのカード。」
そう言えば、私が初めてダイキくんを見た時もカードに触れた時だった。
もしかして、智くんもあのカードに触ればダイキくんのこと見れるかも!
「これ!ちょっと触ってみて!」
赤「あー!あかん!触んなぁー!!」
緑「ん、これでええ…って、うわ!!」
「でしょ、見えたでしょ!私嘘なんてついてないよ!」
智くんはびっくりして口をポカーンって開けてるし、ダイキくんはめっちゃ不機嫌そう。
赤「神山!お前の魂吸い取ったるからな!」
「智くん大丈夫だよ。この子悪魔なのにそういうこと一切出来ないから。」
緑「え…そうなん?」
赤「悪かったな!でも舐めてるとほんまにどうなるかわかれへんで!」
苦笑いしてる智くん。
よかった、信じてもらえたし、うまくやっていけそう。
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るる(プロフ) - 可愛川麗華さん» コメントありがとうございます!こちらこそリクエストありがとうございました。見切り発車なのでどうなるかわかりませんが暖かく見守ってくれると嬉しいです〜。私も占ツクに癒されているので、そう言って頂けて嬉しいです。頑張ってください! (2019年5月16日 18時) (レス) id: df8bf74651 (このIDを非表示/違反報告)
可愛川麗華 - 凄く面白いです。毎回見させて頂いているのですが、仕事で疲れた時などは、るるさんの作品を見て疲れを癒してます!講義中などの時に思い出していつもニヤニヤしてます!それほど楽しみにして読ませて頂いてます。いつまでも応援してます。お互いに頑張りましょう! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nel_ | 作成日時:2019年5月14日 17時