名取先生の恋事情。 (ページ18)

今日:30 hit、昨日:3 hit、合計:67,856 hit

＊ページ18

指輪を受け取って指にはめるシーンらしい。

名取「あ…ちょっとお前にはでけえな」

「どういう意味がわかんない。何それ」

名取「まあそこは触れんな。早くつけろ」

名取の指にもはめて…っと。

名取「お揃いじゃん」

「やだわぁ。」

名取「俺だって嫌だわ。」

とか言いながら

しゃがみこんで、王子座りしちゃってさ。

私の片手を掌に乗せて。

私の手の甲に

優しいキスを落とした。

丸山「…さすが名取先生。素晴らしいアドリブだわ」

「…アドリブなの！？」

名取「あーうんと、まあ。」

いやいやいや！名取さん！？

まあじゃなくて！！え！？

丸山「いいよ。その調子で続けて！」

無理だ。顔が熱い。

名取「あ、退場だってさ。」

「あ…もう？」

すごく長かったというか、

あっという間だったというか。

ガチャ…とドアを開けると。

白石「ふふ、きちゃった！」

緋山「なんだよ、樋口かわいいじゃんー」

まさかのあの人たちがいて。

「…え！？」

まあよくある、

花びら？みたいなのをいっぱい

ヒラヒラさせてる観客さん役的な。

藤川「名取先生かっこいいー！！」

灰谷「すごいかっこいい…」

男なのに名取先生にメロメロ。

名取「ありがとうございます」

いつもは見せないような

笑顔を見せながら階段を降りて。

名取「頭に花びらついてる」

名取は私の髪の毛についていた

花びらを優しくとった。

「名取もついてる」

だから私もとってあげた。

藤川「ふーふー！！」

横峯「うわ！羨ましい！！」

名取「なんか照れるな」

「だからあんたが照れたらだめじゃん。 (笑)」