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番外編 冬の奇跡_第8話_ ページ44

志賀「え、あ、俺、生きてます?」

A「えっ、うん。」

引かれた。



ーーーーー


志賀「どうやったんですか?あれ」

A「ああ、異能で空間断裂の壁を作ってそこを歩いただけ」

志賀(便利だな・・・)

A「さてさて、遅れたことを謝りに行かないと。」

そう言ってAは中に入るドアを開けた

ーーーー
その頃船内

ダンッ

国木田「ん?

何やら音が」

敦「あ、あの国木田さん…」

国木田「どうした敦」

敦「本当にいいんでしょうか」

国木田「何がだ」

敦「僕たち、探偵社ですよ?

幾らクリスマスと言っても...」

国木田「あの娘が何を考えているのかは解らんが...

マフィアの奴らがこの船に案内した時点で俺は考えることをやめた。

何かあれば太宰がどうにかするだろう。」

敦(国木田さんが言うのなら良いのだろうか…)

バンッ

敦「ビクッ

な、何です!?」

A「やあーお待たせー」

のんびりとした口調と共に入って来たAにその場の全員が驚く

国木田「貴様...何処から来た?」

A「?

何処って...港?あれ?何処だろ」

志賀「一応港でした」

A「そっか、港か。」

国木田は唖然としている。

太宰「Aちゃーん!!!」

A「!?ふにゃッ」

可愛らしい悲鳴と共にAが宙に浮く

太宰「何でこんなドレスを着ているんだい!?

Aには似合わないデザインとはいえ美しい!

Aはもっと、こう...可愛らしいデザインの方が__」

太宰はAを抱き上げクルクルとその場を回り始めた。

A「何でもいいから降ろせコラ!」

太宰「ゲフッ」

腹に蹴りを入れられた太宰が地面に崩れ落ちた。

Aは軽やかに着地する。

A「さて、青鯖は置いといて皆に着替えてもらわないと!

男の人はスーさんについて行ってね!

女の人は私のとこ!」

ーーーーー
イメージは文マヨの正装イベントです。
ーーーーー

皆が着替え終わり、Aは水色のフワリとしたドレスを来てみんなの前に現れた。



余談だが、太宰はまたもや発狂していた。





敦はまだ混乱していたがパーティーが始まった。

ーーーーーーーーーー
Aは1人デッキに出てシャンパンを飲みながら海と遠くに広がる夜景を眺めていた。

太宰「どうしたんだい?」

後ろから声を掛けられAは振り返る。

A「別に。

こういうのも悪くないと思っただけ。」

太宰はその言葉に少し哀しそうな顔をすると近付いてきた。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 ,   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2018年11月3日 22時

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