【文スト×刀剣乱舞】おいコラ出てこい、時間遡行軍

＊陸 ページ8

『まじかー…』




見物する事5分、探偵社が押されている



短刀とか脇差らへんは少しは殺せてるし、打刀にダメージ与えてるけど…太刀とか全然元気だし




｢A様!!時間遡行軍や刀剣男士には異能力が効かないんですよ!!｣




『…は?!?!それを早く言えや!!』




てっきり通用するもんかと…！だからこんなに呑気にしてたのに!!





『清光行くよ！』




｢はーい。加州清光、入りまーす！｣




Aがカッと目を見開くと、その瞳の奥で魔法陣が廻りだした



途端に光だし、桜吹雪が一面に舞う



それは清光までも包み込んだ





｢クッ、なんだ、桜…?!｣




｢…A、さん…？｣





桜吹雪が止む頃には…





私服だった清光の服が戦闘服に変わり、Aの前には清光を含めた8振りの刀剣男士が片膝をついていた


…待って、何で片膝ついてんの(困惑)



『…と、刀剣男士に告ぐ。前田と平野は負傷者の避難を。それ以外は、周りに危害を与えずに、時間遡行軍を一匹残らず狩れ！』




｢｢はい！｣｣




｢主命とあらば｣




スイッチの入った刀剣男士達が一斉に刀を振るう



｢オーラオラオラァ！｣




今まで何度攻撃しても倒れなかった怪物達が、簡単に倒れていくのを見て口が開いている異能者達




｢ここは危険です、こちらへ！｣




｢あ、あぁ｣




平野がこの光景を見て固まっている中島と国木田の避難、



前田が近くで見守っている宮沢や与謝野の誘導を指示通りに行っていた




｢ぶっとばーす！｣




｢一体何が起こってるんだ…子供が、簡単に…?!｣




刀を振るう愛染を見て呟く中島





｢ちょっと安定！お前もっとそっち行けよ!!｣




｢んだとブス！集中しろよ!!｣




｢あ？！｣

｢やんのか？！｣




｢おいてめぇら！喧嘩してねぇでさっさと殺せ！｣




｢そうだよ、兼さんの言う通り！主さんに怒られるよー！｣




｢貴様らもっと集中してできないのか！｣





ザシュ、長谷部が太刀を斬ったのを最後に、時間遡行軍は誰一人と立っておらず、



途端にヤツらの残骸が光だし、やがて跡形もなく消えていった





｢…これは驚いた｣




太宰はそう言葉を零し、笑みを零す




｢…予想外だ。やはり、今日はイイコトがあったよ｣




Aはと言うと、手入れをする為に刀剣男士を瞳に戻し、一つ欠伸をした





『…ふぅ。では、お疲れ様です』




｢｢待て待て！｣｣




何事も無かったかのように帰ろうとしたら全力で捕まった

＊漆→←＊伍

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