*弐拾肆 ページ26
ちょっとまて、四組織?そちらの政府??
『えーと、…こっちの政府と話をしたんですか?』
「?えぇ、そちらの狐の式神から話があると言われ、時の政府と連絡を取りました」
3秒ほど固まったA
Aはゆっくりと首を動かし、前足を上手く使い珈琲を飲んでいるこんのすけに目を向けると、突然にこんのすけの首をガシッと掴み振り回した
『こ、こんのすけええええええええ!!!お前私が政府と連絡出来ないのか聞いた時出来ませんって言ってたじゃねぇかああああ!!!!!オラオラオラ!!!』
「も、申し訳ございませんんんん!!!これには、言えない理由があああありましてえええ!!!」
『何だ!!!言ってみろ!!』
話を聞く為に一旦こんのすけを離す
「オエッ…だ、だって連絡取れると教えてしまったら…絶対帰る気でしょう?!?!?」
『当たり前だわ!!!!!!』
何逆ギレしてんじゃい!!!!首を差し出せええええ!!!!!と又もやこんのすけを掴みあげると振り回すA
本格的にこんのすけの口から魂が抜けてきた所で太宰が止める
「Aちゃん、そろそろ落ち着こう!?安吾が固まってるから!!」
『オラオラオラァァ!!!』
「…Aさん、落ち着いて下さい。Aさんにもそれなりの対価を払う様に言っときますから」
『承知した』
「Aちゃん、酷いよ」
安吾さんの一声で既にゲロゲロになっているこんのすけを肩に乗せる
ごめんなさい太宰さん、無視する気はなかったんだ。
そしてこんのすけ、やり過ぎたかな?だがしかし反省も後悔もしていない。謝らんぞ
『コホン、…すみません、取り乱しました。情けない姿を…』
「落ち着いたようで良かったです。それでまだ話があるのですか、時間ありますか?」
『全然大丈夫ですよ』
「え〜まだあるのぉ?」
「太宰君は黙って下さい。
…有難うございます。歴史修正主義者の事を詳しく教えて頂きたいのですが。こちらではあまりデータがないので」
『あれ、連絡取った時にクソ政府から聞きませんでしたか?』
「"Aさんに聞け"、と」
そして三度目の激しい揺れがこんのすけを襲ったのであった。
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kaki氷 - 終わりか〜〜分かるわ〜急にネタ浮かばなくなるのとか、他作品に沼るのとか!天の恵み待ちby (2022年11月13日 16時) (レス) @page32 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
アスパラ - この作品めちゃくちゃ好きです!!何度も読んでて続きが気になりすぎてつらいんですが、まじでお願いします続編をお恵みください (2022年5月14日 22時) (レス) @page31 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 初コメ失礼します!!とても面白い作品で何度も読み返してしまいました!!終わりとなっているのは残念ですがもし創作意欲が出てきたら書いていただけると嬉しいです!ほかの作品の更新も頑張ってください!! (2020年1月30日 18時) (レス) id: a265b6fcb3 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃたこ - 更新されないのですか?! (2019年11月29日 18時) (レス) id: 2190e9e698 (このIDを非表示/違反報告)
ヱりス(プロフ) - これって終わりなんですか…?!他の作品なども忙しいと思いますが、この作品大好きなので更新希望です…!! (2019年6月15日 0時) (レス) id: c52b4f2b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あか。 | 作成日時:2016年7月11日 22時