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6 気付かない ページ6

それから私たちは気まづくなると思っていた
が、それは杞憂だったようだ。

月島くんはいつも通りに話してくれる。

まあいつも通りと言うのはからかわれるということなのだが

ただ前と違うのは、たまに名前で呼ばれることだ。

それでもとっても有難い、有難いはずなのだが
なんというか私の方が完全に意識してしまっている。

前まではただムキになって返していただけ、なのに

月島くんがからかってくる時の意地悪な表情
授業を受ける真面目な横顔
体育の時の額に滲む汗

もう何を見てもクールさや
たまに出る独特の色気のようなもの、

彼の方をよく見るようになってしまった。

正直、からかわれるのも悪い気はしない
でもMではないはず、絶対に。

なんというか、ふとした時に目を奪われるのだ

逆に今までこの美形に何故目を奪われなかったのか
と言われれば自分でも不思議だ。


もしかして、月島くんのこと好きなのかな?
私は頭で考えていたつもりだったのだが呟きになっていたことに気づかない。

勿論それを聞いていた人の存在も。




そして、遠目からじっと睨みつけられていることにも。

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きょん(プロフ) - 満月さん» ありがとうございます!私は小説を書くのはこれが初めてで稚拙で分からないことも多いですが、初心者なりに精進していこうと思っております。これからも宜しくお願いします。本当にありがとうございました (2018年7月31日 1時) (レス) id: 5a2ab23246 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 今日見つけて読ませて頂きました。とっても面白かったです!更新頑張って下さい!! (2018年7月30日 21時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょん | 作成日時:2018年7月29日 17時

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