水の女神は華麗に舞う2【オリオンの刻印】 (ページ25)

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64,鬼道さんのシュートです！ページ25

美月:「鬼道さん、決めてください！！」

鬼道さんのシュート技、一体どんな技なのでしょうか？
鬼道さんは高くジャンプをし、ペンギンを呼び出しました！ペンギン達が集まったボールをオーバーの体制になった鬼道さん。

鬼道:「“オーバーヘッドペンギン”！」

凄まじい威力で鬼道さんのシュートは相手ゴールへ迫ります。

灰崎:「何！？」

美月:「わぁ！すごいシュートです！」

全:「「「おお！！」」」

剛陣:「パクった？！」

岩戸:「でも、ペンギンの色が違うでゴス！」

そのままシュートはゴールへ突き刺さりました！

《ゴォーーール！！入ったぁ！！
鬼道が、灰崎凌兵の“オーバーヘッドペンギン”を使ったぁ！！》

灰崎:「おい、何故お前がその技を…！」

鬼道:「弟子の技を師匠である俺が使って何が悪い？」

灰崎:「だ、誰が弟子だ！それに、弟子から技をパクる師匠がいるかよ？とんだ絶対指導者だぜ…。」

美月:「流石です、鬼道さん！！素晴らしいシュートでした！」

灰崎:「あれは俺の技だ！！」

美月:「今決めたのは鬼道さんだよ？」

灰崎:「うるっせぇ！分かってんだよ！次は俺が決めてやる！」

美月:「うん！頑張って！o(*⌒―⌒*)o」

灰崎:「……っ！？…おう。」

一瞬灰崎君の顔がほんのり赤くなったのは気のせいでしょうか？

私達が喜ぶ中、

アス:「くそ、やつら、俺達のヒプノシスを見破ったか…！」

サル:「落ち着くのですアス。向こうにも切れるやつがいる、面白くなってきたじゃないですか。」

そんな会話が聞こえました。しかも、サタンさんの雰囲気も変わりました。

美月:(な、何なんですか…？)

私はサタンさんの姿を見て嫌な予感がしました。