三月八日 ６個目 L�� ページ22
まさかそんなことを思われてたなんて。でも、叔母さんたちはすごく優しかった。だから、私が悲しく思ったことなんてない。
何年経ってでも、それを言えるなんて良い人なんだろうなぁ。と一人で思っていた。
『良いんです。引き取られた先は違ってもその人たちすごく優しくて私幸せに暮らせてましたから。』
それにしても、もしそうなら私と文香さんが姉妹になっていたのか。そう想像すると少し不思議だ。
「それは良かった…。最後に君と話せて良かったよ。…そういえば、刑事に郡司という人がいたが親族関係かな？」
郡司という刑事。もしかして。いや多分間違いなくそうだろう。
『郡司真人…ですか？それなら、私の叔父さんです。お父さんとは歳が少し離れてるんですけど、お父さんの弟です。』
「あぁ。その人だよ。智に啓介君の他にも弟が居たなんて初めて知ったな…。彼は、君の事を陰ながら心配してたようだよ。」
そうなんだ。真人叔父さんが。そういえば、変な別れ方をしたせいで叔父さんと私は、変な蟠りがある。
「あ、そういえば、柊くんの事だが。」
急に出てきた先生の名前に方を強ばらせる。先生も自分の名前が聞こえたのかこちらを向く。
「君は、柊くんが魁皇高校に来たのは文香のためだけと思っているかもしれないが、実は君のためでもあるんだよ。」
それを聞いて『えっ』と変な声を出す。今のが先生にも聞こえたのか先生は私から無理矢理、携帯をとって焦って何かを言っていた。
私の為？そう言われれば、確かに二年の時積極的に私に話しかけてきたような気がする。
通話が終わったのか携帯を置く。先生の頬が少し紅く染まっている気がする。
『…先生。』
それが本当なのか確かめようとした時、先生の唇で口を塞がれる。また、深い方を。
『ちょっ…。先生…！』
私の腰を掴むと先生の腕に体重をかけさせ、足のバランスを崩し私をゆっくり簡易ベッドに倒す。
『…先生？』
なんとか先生に考え直して貰えるよう目で訴えるが先生のスイッチは既に入ってしまったらしく、私の服に手をかける。
「俺に嫉妬させたお前が悪い。」
私の服を脱がせていく。もうダメだこれは。と抵抗を断念し、大人しく身体を先生に委ねる。
思えばいつもより激しくて長かった。
特に気になんてしてなかったけど、今思えば、先生はきっとあの時、分かってたんだ。
これが最後なんだって。
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語夏(プロフ) - 蒼炎さん» 最新作にもコメントくださり、ありがとうございます！！本当に長い間待ってくださってありがとうございます。迷惑ばかりおかけして申し訳ないです！！なんとか亀ペースながらも更新できるように頑張っていきたいので、応援よろしくお願いいたします！ (2020年6月25日 0時) (
レス) id: 04c826bf0b (このIDを非表示/違反報告)
蒼炎 - 続きがとても気になります！更新待ってます！ (2020年1月9日 18時) (レス) id: 874e279780 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - しろさん» 続きが楽しみと言ってくださったのに1ヶ月もお待たせしてすみませんでした！！更新したいという気持ちはあるのですがなかなかリアルが忙しくまだかなり遅いペースになってしまいますが、気長に待っていて欲しいです...。わざわざコメントありがとうございました！ (2019年10月11日 18時) (レス) id: 4869204ec8 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 千歳さん» 本当に何ヶ月もお待たせしました！急に更新が止まってしまってすみませんでした！！コメントまでわざわざありがとうございます！！これからも期待に応えられるようにカメさんペースにはなりますが、更新していきますのでよろしくお願いします！ (2019年10月11日 18時) (レス) id: 4869204ec8 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 美さん» 大変お待たせしました！！本当に遅くなってすみません！！楽しみだと言ってくださったのに本当に罪悪感でいっぱいです...。これからも今までのペースとは違いますが更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします！！ (2019年10月11日 18時) (レス) id: 4869204ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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