保健室 その2 ページ17
※キスの表現あり
ーAsideー
んーー、ベッド?寝ちゃったのかな?
体が少し重い、何か乗ってる?
目を開けると足のあたりに寝ているメローネがいた。5時間目はまだ終わっていないよね、まさか抜け出してきたのかな?
起き上がり頭をそっと撫でる
A『すごいサラサラ』
トリッシュ『授業を抜け出してきたから返そうと思ったんだけど帰らなかったのよ』
メローネ『ん〜、A』
小さく寝言で私の名前を呼ぶ
A『心配してくれてありがとうメローネ』
チュッ
昔みたいに頰にキスをする。
私は自分をはじめて受け入れてくれたみんなを恋人のように愛していた。だから、感謝を伝える時はいつも頰にキスをしていた。
メローネ『A、ずるいぞ』
顔を少し赤らめているメローネが起き上がる
A『メローネ?』
ずるい?
メローネはカーテンを閉めて私の顔を撫でるように抑える
メローネ『起きたらAが俺にキスしていたんだ、そんなことがあったら期待するだろ?』
A『メローネ、何か変よ』
いつものおちゃらけて優しい雰囲気のメローネじゃない、目には情熱が溢れている、その目に吸い込まれるみたいに目が離せない。
メローネ『変なんかじゃあないさ。好きな奴にキスされたら期待するのが普通だ』
メローネが私の上にまたがり、頰を撫でる
す、好きな奴……?
A『どういうこと?』
メローネ『全く、鈍感だな』
チュッ
メローネの唇が私の唇と重なる。
びっくりして、体の力が抜ける。それを支えるようにメローネの腕が私を包み込む。
頭が回らず、目を閉じると授業の終わるチャイムが響く。
10秒くらいたったのかな?少しづつゆっくりと唇を離される
メローネ『ディモールト綺麗だ』
A『なんで、キス』
メローネのサラサラの髪の毛が首のあたりにあたりくすぐったい
メローネ『好きだからだ』
A『え』
シャッ
プロシュート『メローネよぉ、いい度胸じゃあねぇか』
勢いよくカーテンが開き、プロシュート、リゾット、ギアッチョが怒りのこもった目で私の上にまたがっているメローネを見ていた
その後ろにはジェラートがキラキラとした目をしてこっちを見ている
メローネ『A!!!!!』
メローネが叫びながら、みんなに連れて行かれる
ジェラート『ねぇねぇ、何されたの?』
A『キスされた、メローネに』
口に出して、はじめて状況を把握する
混乱する。なんでこうなった…
93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なむぽよ(プロフ) - 梅花さん» ありがとうございます!!なるべく更新早めに頑張りますのでまたのお越しを!!! (2021年9月24日 20時) (レス) id: 47532ff9c3 (このIDを非表示/違反報告)
梅花 - わぁぁ初見です 最高です次回も楽しみにしてますね (2021年9月24日 9時) (レス) id: 7df7a78d6a (このIDを非表示/違反報告)
なむぽよ(プロフ) - sakura111505さん» 夜も寝られなくなるように頑張ります。笑 (2019年7月31日 18時) (レス) id: c39f4d39b2 (このIDを非表示/違反報告)
sakura111505(プロフ) - 続きが気になって朝が眠れません( ˇωˇ )!!! (2019年7月29日 16時) (レス) id: c9e154f974 (このIDを非表示/違反報告)
なむぽよ(プロフ) - マカロンうましさん» はい!!そう言っていただけると嬉しいです!頑張ります! (2019年7月15日 17時) (レス) id: c39f4d39b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なむぽよ | 作成日時:2019年5月3日 17時