無題 ページ48
此処は隠された都市、「水の都」
神秘的な街並みと、秩序で綺麗な人々に溢れた都市に一人の女騎士が居た。
名前は「イガルタ」
彼女は小さな頃から実戦、特訓を成してきた。
そのお陰か、水の都は彼女の強さと見事な捌きに圧倒された。
そんな彼女に危機が過る。
「戦争」の下剋上だ。
水の都は、どの都からも、村からも尊敬されている都で、恨みを買うなんてことは一切していない。
それのせいか、都中は混乱状態だった。
そんな中、一人だけ冷静を保ち、この都が勝つ戦略をイガルタは考えていた。
一人の世界に入った彼女は、直ぐに戦略を思いつく。
そして、戦争の当日、彼女は相手の城へ一人で入っていった。
誰も見ていない時に、一人で。
彼女は蛻の殻となった城を見て、少し違和感を覚えた。
だが黄にしている暇はないと、扉を開き進んでゆく。
彼女は数分間歩いて王の扉の前に着いた。
来ている途中、誰にも会わなかった。
きっと王は此処まで来れないと思ったのだろう。
そう思ったイガルタは目の前の扉を開けた。
すると、どうだろう、彼女は自分が思うものと全く違うものを目にした。
そう、王が居なかった。
王が不在？何処かに隠れている？もしかして、あの軍に紛れていた？
彼女はそう思いながらも周りを見渡した。
すると、何処からともなく騎士達が出てきた。
――王も含めて。
イガルタは意外な出来事に目を丸くした。
そんな彼女めがけて、軍が襲ってくる。
彼女は危機的に避けたものの、騎士達は狙いを定め、次々と襲ってくる。
そんな事を続けている内に、イガルタの体力も限界を迎えてきた。
息切れは勿論、足取りも重くなっている。
今此処で止まったら大人数に挟まれて死ぬ。
そう自覚した彼女は、少しの隙間から身を乗り出して自国まで走っていった。
一人じゃ無理だ、応援を呼ばなきゃ！
必死に走る彼女の後ろからは、先程よりも大人数の騎士達が迫っていた。
彼女はそれに気付かず、一瞬止まってしまう。
その直後、彼女の頭に剣が振り落とされた。
―――否、振り落とされそうだった。
彼女の後ろに、一人の男。
水の都に住んでいるとは到底思えない暑苦しそうな服を着ていて、イガルタは少し驚いていた。
彼は彼女に、「逃げて」と言って一人で騎士達の相手を始めた。
普通の者だったら従って逃げることだろう。
それでもイガルタは逃げなかった。
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それはブイヨン♪ - 18話ですかね？あの曲知ってらっしゃるんですか？！あの曲いいですよね(*´ω｀*)わたし的の考察は最後は全て魔女の幻覚(村の人々に見せた)ものじゃないかなと！とても面白かったです！！ありがとうございますm(*_ _)m (2022年8月1日 0時) (
レス) @page18 id: 9168e983eb (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - Re_Neo Raim＠スプラ一緒にやろ！さん» 追記のところです！作成日時は7/2なのに追記のとこは5/15となっているので…此方がミスっていたならすみません！ (2022年7月7日 21時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
Re_Neo Raim＠スプラ一緒にやろ！(プロフ) - 奏<そう>さん» 続編の日時…何時でしたっけ？あ、有難う御座います。頑張らせて頂きます！ (2022年7月7日 21時) (レス) id: 614a0191a1 (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - ？続編の日時？的なの間違ってませんか？あと、続編おめでとうございます！！ (2022年7月7日 20時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シラスとあずき | 作者ホームページ：合ったら合ったで怖いんだよね
作成日時：2022年7月2日 6時
