この状況での観察力強い ページ36
シ「はーい！開けたよ〜ってAやめろ」
ダーマの時と同じように、リアルな演技をする。
画面に映っていたのはもっきゅんだった。
『もっきゅんか』
シ「あいつどんな反応すんだろ」
『少なくともうさ耳の時みてぇな可愛い反応はしねぇと思う』
シ「あれは自分でも何してんだかよくわかんなかったw」
動画で見てあの怖さだぞ？実物見てみ、引くレベルだから。
よし、スタンバイ完了。
『そうだ。ダーマー？』
ダ「あー？」
『私たちがドッキリ大成功〜って言ったらそっちに書いてあるプラカード持って出てきてー』
ダ「あーこれー？なんでだよお前らやれよー」
『さっきそれ持ち出す暇も余裕も無かったからー』
シ「せっかく来たんだし頼むわー」
ダ「はー？仕方ねぇなぁ」
隣の部屋のダーマにスタンバイしたまま補助を頼む。頼まれごとをされてもなんやかんや言いつつ引き受けてくれるダーマは、口は悪いがいい奴なのである。
とか言ってたら玄関の開く音が。
シ「いける？」
『Yes』
また小さく声掛けをすると、ナイフを振りかぶり、声を張り上げる。
『ああああいい加減にしろよ！！』
シ「ぐっ...や、めっ...」
『黙れ！！何も分かってねぇくせに！！知ったようなフリすんな！！』
シ「かはっ...う、A...っ」
ナイフを振り下ろす。まあおもちゃだから刃は引っ込むんだけど。
その時、リビングのドアが勢いよく開く音がした。
モ「何して...ってA！？シルク...！？」
見事な慌てっぷり。やっぱドッキリはこうじゃねぇと。
シ「も、とき...った、す...け...」
モ「シルク！！！っA！！」
『んだよ...って、何、すんだ...』
名前を呼ばれたと思った瞬間、後ろから引っ張られ、そのまま床に倒れ込んでしまった。
ナイフを持っている方の手首はもっきゅんに掴まれ、頭はぶつけないようにもう片方のもっきゅんの手に支えられていた。
...つか馬乗り...。
モ「俺の目見ろ」
『っ...』
モ「何やってんの。びっくりしちゃったでしょ？」
目がめちゃんこ怖ぇ...。いつもの可愛いもっきゅんじゃねぇよ...。
『...怒ってる？』
モ「怒ってはないよ。ただ一瞬本気で驚いちゃった。ドッキリでしょ？これ」
『...なぜ分かった』
モ「だってシルクこんだけ血が出てるのに、呼吸が極端に乱れてないんだもん」
そう言ってシルクに顔を向けるもっきゅん。
...とりあえずドッキリだと分かってるなら退いてくれ。恥ずかしい...。
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ゆ - イチャイチャシーンにキュンときました！とっても読んでて楽しかったです！ (2019年12月24日 21時) (
レス) id: cc16102f38 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - ポンちゃんさん» ありがとうございます！またいつでもリクお待ちしております！m(*_ _)m (2018年2月17日 20時) (レス) id: 845c913a78 (このIDを非表示/違反報告)
ポンちゃん(プロフ) - Alice:Aさん» リクエストも書いていただきありがとうございます！私も10�僂阿蕕と韻鮴擇蹐Δ�悩んでいたので、すごく面白かってたです！ (2018年2月16日 23時) (レス) id: d5a10ca617 (このIDを非表示/違反報告)
ポンちゃん(プロフ) - Alice:Aさん» ええええ！私のお話を読んでくれているのですか！！応援までありがとうございます。Alice:A様の作品、引き続き読ませていただきます！Alice:A様も頑張ってください(_ _).｡o○ (2018年2月16日 23時) (レス) id: d5a10ca617 (このIDを非表示/違反報告)
Alice:A(プロフ) - ポンちゃんさん» あと、私の余談なのですが、貴方様の作品拝見しております。一読者として、嬉しい限りです。この場を借りてですが、これからも頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年2月16日 21時) (レス) id: 845c913a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice:A | 作成日時：2017年12月31日 13時
