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「ありがとうございました〜!!Aちゃん!また来てね〜!」
『はい!ご馳走様でした!!』
結局私は、カカシがゴマ団子を食べる間も、三色団子やらみたらし団子やらを食べまくり、計三十本を完食していたのである。
だが、最近はあまり贅沢もしていないし、財布には余裕がある。
『さぁ〜て、次はあっちの方へ行こう。』
私が指をさした先にあるのは、とある大きなショッピングモール。
「あれは確か...ショッピングモールって奴?何かしたいことがあるのか?」
したいこと...正直、九割型カカシへプレゼントを買いたいだけ。
カカシが元の世界へ帰っても、私を忘れないでいてもらうために。
だが、このことはばれたくない。
ここは残り一割の目的をいうか...
『ま、ゲーセン行きたいだけ。ほら、早く行こうよ!!』
ゲーセンへ行って、ゲームがしたい。ただそれだけ。
「げ、ゲーセン?何それ。」
はぁ、そうか....知らないんだった。ちょっとめんどくせぇ....
『ゲームセンターのこと。色々なゲームで遊べるの。』
「なんかよくわからないけど、Aが言うなら多分楽しいな。」
ーーーーーーーーーーー
こうして私達はゲーセンへ向かい、途中でお手洗いというベタな理由で抜けて、カカシへのプレゼントも買った。
あとは、渡すだけなんだが...
「Aっ!あれやってみてもいいか!?」
この光景は、周りから見ると恐らく“ いい年したおっさんとおばさんが、ゲーセンではしゃいでる ”だろう。
ただし、それは周りの人に限ったことで、私から見ると最愛の尊き推しが目の前で笑顔になってくれている、ものすごく俺得な光景だ。
“ 推しが尊すぎてしんどい ”とは、この事だったんだな。
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あゆな(プロフ) - この作品好きです!!頑張ってください! あと、アンケートは、1がいいです!! (2018年3月29日 14時) (レス) id: df7e7f04a9 (このIDを非表示/違反報告)
RIG(プロフ) - 作品とても良かったです、夢主ちゃんのSっ気が言いd('e')b、アンケートは、1がいいです。 (2018年3月29日 2時) (レス) id: 0808126aee (このIDを非表示/違反報告)
snow - アンケートは1でお願いします! (2018年3月25日 21時) (レス) id: 575c0714d7 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼寺 白姫(プロフ) - 作品、とても面白かったです。アンケートは1がいいです!これからも頑張ってください! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 53f9303951 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - 作品読ませて頂きました。とても面白かったです!私は1が良いです! (2018年3月21日 21時) (レス) id: d92671e113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かんみ x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 0時