仕事帰りの路地裏で銀髪を拾いました。ー2ー【 はたけカカシ 】

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「.....A！」


あれ...？私なんでベッドに...


「おはよ、大分熟睡してたね。」


『え....私寝ちゃったんだ。』


気がつくと周りは明るくなっていて、上からカカシが覗き込んでいた。

起き上がって右腕を見ると、綺麗な包帯に変わっていた。

昨日はさんざん走って疲れていたが、寝たせいか体が軽かった。


「さっき柏人さんから電話があった。今日...というか、怪我が治るまでは仕事はなしだってさ。

最近はあまり依頼もなくて人手は足りてるらしい。」


火傷が治るまでは暇だなぁ...

だからといって、家にいては体が訛ってしまう。

最近は落ち着いてきたが、この前までは依頼の量が半端じゃなくて、ろくに買い物にもいけなかったな...





『...じゃあさ、少し遠いところ行かない？ただのお買い物だけど。』


ここから車で約3時間、そこの商店街にあるある和菓子屋。

そこが私が一番気に入っている所であり、ついでに商店街でショッピングも出来る。


「俺はいいけど、腕大丈夫なの？」


『ハードな運動とかしなければ平気。ま、もし何かあったらカカシが守ってくれるでしょ？』


てか、こんなイケメンの人に一回でいいからかっこよく守られたい←


「はぁ...くれぐれも無理はするなよ。」


その言葉は聞きあきるほど聞いてるよ。

ただの買い物で無茶する場面なんてないだろうけど。






さぁて、今回は何回逆ナンされるかなぁ★(カカシが)







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カカシside


さっき俺はAに「柏人さんが仕事はなしといった」と伝えたが、実のところ嘘だったりする。


Aの腕の火傷があまりにも酷かったので、俺自身が柏人さんに頼んだ。


最近はあまり依頼が無いのはホントだが、Aにまた嘘をついてしまった。


柏人さんに「過保護だなぁwww」と小馬鹿にされた。


そんな事言われても、心配なのは仕方ないだろ！！


『カーカーシー！もう行くよー。あと、酔い止めのんどけよー！』


玄関でAが叫んでいる。


さて、Aがナンパされないように守らねば...

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