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みんなで夕飯を食べて少し雑談してから野薔薇と部屋に戻る
お互いお風呂に入り寝る支度をして布団に入る
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『悠仁のご飯って本当に美味しいよね』
「私は胃袋掴まれたわ」
『あはは、本当だね』
「ねぇAさん。」
『なぁに?』
「今から聞く事は嫌なら答えなくても良いし、無視してもいいから
五条さんの事まだ好きですよね?」
『!……うん、そうだね』
「ヨリを戻したいですか?」
『……あんな強気に別れを切り出したのに未練タラタラで恥ずかしいな。
今日のワンピースもそれが分かってて買うと思ったんでしょう?』
淡いブルーのワンピースを思い出す
「まぁ、そうね。だってAさん分かりやすいんだもん」
『えー、本当に?笑顔を心がけてたんだけどなぁ』
「私にはお見通しよ!」
『あはは、流石だね』
「あの人のSNS見たわよ」
『……うん』
「ヨリ戻したら?あれは相当後悔してるし、反省もしてるわ。
あの人のした事は許せないけど……
今のAさんを見てる方が私はツラい
それにあの人もAさんを想ってるのは伝わったし」
『意外だな、野薔薇がそんな事言うなんて
てっきり他の人がいるわよ!とか言われるのかと』
そう言って笑えば野薔薇はそうだったかもね…もう寝る、と言って眠ってしまった
(あの人の横で笑う貴女の笑顔が1番素敵だから)
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作者名:アリス | 作成日時:2021年3月1日 18時