近づく距離 ページ25
.
.
A「あ、はい」
翔「俺も最近ニノから聞いててさ」
A「そう…なんですか？」
翔「俺が青木さんからのメモを見せたら、ニノが青木さんの名刺見せてくれて。そこで苗字が同じってことに気づいた」
そんなやり取りがメンバー同士でされてたなんて、なんか恐れ多いというか恥ずかしいというか…
翔「ただ同じ苗字なだけかもしれないと思ったりもしてたんだけどね、まさかほんとに同一人物だとは(笑)」
メンバーも驚くだろうな、と櫻井さんが笑った。
A「そうだったんですね。私もまさかメモに書いてあった"櫻井さん"が、その…嵐の櫻井さんだとは考えてなかったです」
翔「だよね、俺もそれを願って思い切って書いてみた」
もしかしたら櫻井さんは、バレたくなかったのかもしれない。
そりゃそうか、一般人なんかに隣に住んでることが知られたら困っちゃうよね
A「私…誰にも言ったりしませんから。お約束します」
すると櫻井さんが私を見つめて微笑んだ。
翔「そこは全然心配してないよ。青木さんは人にバラすような人じゃないって分かるから」
A「…」
会ったばかりの私のこと、信用してくれてるんだな。
ん？って目をクリクリさせて覗き込んでくるから、
なんだか恥ずかしくなって目をそらした。
こんなにかっこいいのに、可愛い顔をする人。
いろんな女の子が虜になるのが分かる。
ふわっと香る爽やかな香り
筋肉質な腕
甘いマスクを持ちながら、纏う雰囲気は男性的で
時にいたずらっ子ような表情をして惑わして
包容力を感じさせる。
漫画の中から出てきたみたいな、そんな人。
翔「青木さん、夕飯食べた？」
A「いえ、さっき帰ってきたばかりで」
翔「一緒に食い行かない？俺も食べてなくてお腹すいちゃった」
A「え、え！？」
なんともサラッとすごいことを言ってくる櫻井さん。
当の本人はどうしたの？みたいな顔をしている。
A「いやでも誰かに見られたりしたら櫻井さんにご迷惑が…」
翔「大丈夫大丈夫、行きつけの知り合いのお店があるんだけど、そこに行こうかなって。どう？」
櫻井さんがそう言うなら…
A「じゃあご一緒させて頂きます」
翔「よし、じゃあ車出すね。悪いけどマンションの裏口にいてくれる？」
A「…わかりました」
櫻井さんと出会って、家にお邪魔して、一緒に夜ご飯を食べに行くなんて
私は人生の絶頂に達しているのではなかろうか。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るみ(プロフ) - アリサさん» すぐに対応してくださってありがとうございます！こちらこそよろしくお願いします！！ (2017年8月5日 10時) (
レス) id: cdc5f762f7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - るみさん» るみさんご指摘ありがとうございます(；ω；)！すぐに修正させていただきました。これからは疑問に思われることがないよう進めていきますのでよろしくお願いします…！ (2017年8月5日 10時) (レス) id: 2037863eb8 (このIDを非表示/違反報告)
るみ(プロフ) - 間違ってたらごめんなさい…！もしかしてお酒飲んでるのに運転したのかな？と少し疑問に思ってしまって。これからも更新楽しみにしています！ (2017年8月5日 9時) (レス) id: cdc5f762f7 (このIDを非表示/違反報告)
星夜(プロフ) - アリサさん» 更新ありがとうございます( ; ; )星夜自身も書き手をしているのでよく分かります…。占ツクメインではなく某青い鳥SNSです（笑）アリサさんのお話にひとめぼれしたので挫折しそうになっても無理せず頑張って欲しいです！！続きたのしみにしてますっ (2017年8月4日 19時) (レス) id: 443337c0c7 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 星夜さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです…自分で書いていると客観的に読めなくなるので星夜さんのコメントを読んで安心しました(；ω；)これからもお付き合いお願い致します！ (2017年8月3日 21時) (レス) id: 2037863eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アリサ
| 作成日時：2017年7月19日 14時
