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『あっ、相葉さん！』
慌てて追いかけたけど、もう時すでに遅し…
相葉さんは、その辺にはもういなくて。
とりあえず、言われた通り、部屋の片付けを済ませて、デザイン部に戻ることにした。
私の頭の中は、櫻井さんとのキスでいっぱいで。
部長と微妙な状態であることなんて、すっかり頭から抜けていた私。
普通に、『戻りましたー』って声をかけてしまって…部長が私を見て「あっ…」って顔をしたので思い出した。
『……お疲れ様です』
そうだった。
部長と顔を合わせたくないから、あそこで仕事してたんだった…
目を合わせないように、下を向いたまま、自席に戻ると、私の席にはなぜか二宮さんが座っていた。
『二宮さん…？』
N「あ、お疲れ。じゃ、行く？」
行く？
行くってどこへ？
『えっ？』
N「はっ？相葉さんから何も聞いてないの？」
『パソコン、片付けてあげるから…帰る支度しておいでとは、言われましたけど？』
N「はっ？そんだけ？で、あの人は？」
『それだけ言って、パソコンを総務に持って行ってくれたはずなんですけど…』
N「マジかよ。なにやってんの、あいつ…まぁ、いいや。Aはとりあえず帰る準備して。あいついなくても、俺は別に構わないしー」
ほれほれって、私の貴重品が入ってる引き出しをトントン叩いて急かす二宮さんは、すでに自分のバックを持っていて。
『…二宮さんも帰るんですか？』
N「ん？なによ、文句あんの？」
『文句って言うか…フレックスで午後から来たばっかりな気が…』
N「はっ。うるさいよ」
そう言って、私の頭を小突く二宮さん。
『なっ……』
なにするんですかーって、言いかけたその時…
A「にのー、Aちゃん、準備できたー？」
さっきよりも少し、テンションの上がった相葉さんが部屋に入ってきた。
N「おせーよ」
A「ごめん、ごめん。Aちゃん、行ける？」
『はい…でも、どこに？』
相葉さんは、ニコニコしながら私に近づいてきて、口に人差し指を当てながら「シーッだよ」って言って。
内緒話をするように、耳元で「市場調査という名の、飲み会だよ」って小声で囁いた。
『えっ？！』
思わず大きな声が出る。
だって、この３人で飲み会？
なんで、急に？
A「声、おっきいよー(笑)」
って言う相葉さんもなかなかのボリュームで、アヒャヒャって笑う。
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グクとともに(プロフ) - 今更ながらなんですが感想を、主人公のうじうじがすんごいムカムカしながら見てます笑あとニノと飲みに行こって言うやつもなんでメッセージが来てないから大野さんと帰るって選択肢になったのかも分からずで自分からメール入れろよ！と、思いながら楽しく読んでます (9月5日 12時) (
レス) @page22 id: 53881abcf1 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - りーちゃんさん» コメントありがとうございます(´∀｀*)誰と結ばれるのか…是非とも楽しみに続きを待っていて下さい！もう決められなさ過ぎて、アンケート取りたいくらいです(^^;) (2017年12月12日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» いつもありがとうございます！誰にしよーって、書いては消しての繰り返しです(^^;)それだけみんなが素敵過ぎて…(//∇//)続き、早めにアップしますので！！待っていてください(≧∀≦) (2017年12月12日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - 大野さんと結ばれてほしい……とはいかないかなぁー……あぁー大野さんの悲しむ顔ダメだ想像しただけて胸が苦しい……誰と結ばれるのか気になる！続きみたい……でも、見れない……見たい……ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ (2017年12月12日 1時) (レス) id: 49b8cae516 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - ますます楽しみになりました！ホントに誰？智くんにまさかの告白済とは(^_^;)ホントに楽しいですね〜(//∇//)うらやましい限り。続き待ってます！ (2017年12月10日 14時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年9月13日 5時
