私の一番キライでスキな生き物4【銀魂】

鬼が二十六匹 ページ25

《巳厘野衆パンを吐いて失格
結野衆パンを食する事を拒否これも失格》



《一戦目引き分け!!》



ワァァァと会場が騒がしくなる



｢チッ引き分けか……まァいいアル
責任はほとんど新八にあるアル
私はやれる事はやったネ｣



パンと銀時が神楽ちゃんを叩く



｢ほとんどお前のせいだろーが!!
どんだけグロテスクな戦いくり広げてんだコノヤロー
気持ち悪くなっちゃったじゃねーか!!｣



｢いやよくやってくれた｣



｢え?｣



｢呪法を使わずに鬼神をもひれ伏させるあの働き正直驚いたぞ
どうやらぬしら外道丸のいうように本当にタダ者ではないようじゃな｣



｢ようやく信用してくれましたかお義兄たま｣



｢一人で決着をつけるとのたまっていたがどうやらわし一人で片付けられるほど荷は軽くないようじゃ
協力には…感謝する
だが危険とあらばスグに引いてもらうぞ｣



あ、もうお義兄たまに触れなくなった…



と苦笑する



｢ぬしらがいなくなってはクリステルの笑顔もクソもないからの｣



｢そのまんま返しますよお義兄たま｣



｢誰がお義兄たまじゃ
晴明と呼べ｣



｢婿のことはクリステルにきかぬと了承できぬが我が友とする位ならわしの一存で決められる｣



その晴明さんの言葉に銀時は真顔になる



｢いや…いいです｣



｢呪い殺されたいのか貴様は｣



《それでは二回戦を始めます
なお1回戦目引き分けの結果からこの二回戦目が事実上の決戦となります》



《勝負は2タッグ総勢8人によって行われるガチンコ呪法デスマッチ
どちらかの陣営が全滅するまで戦ってもらいます》



《両陣営大将副将リングへ》



2人ともリングにバッと入る



｢いけェェェ銀ちゃん妹萌え｣



｢この雲を…｣



あ、銀時転んだ



顔面から落ちてったけど大丈夫かな…



｢この雨を

吹きとばせェェェ!!｣



ワァァァァと会場が歓声に包まれる



鼻血が…白い服についてる…



《勝負は10カウント制
リングに出られるのは1タッグまで

もう1タッグはコーナーにて待機
交代はタッチによって行ってください

なお交代は術者は術者と
式神は式神としかできません》

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